第7話 文献の内容
まえがき
書いてる途中でこれなんだっけ?って作者はなっています
けど安心して下さい
文献の内容は後からちゃんと伏線回収的なやつします
なので読んでください!
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「それは・・・我もほとんど知らん」
「どゆこと?誰かに聞いたんだよね?」
「聞いたのは、我の父だ。【火属性魔法】が10/10になった事を伝えたら文献の内容を教えてくれたが正解だな」
「1つ質問、なんで師匠の父は文献を読ませなかったの?」
「あぁ、それは・・・・・・・・・」
師匠は話しにくそうにしていたので、きいてみる。
「ん?どうしたの?」
「文献の文字が、読めなかったからだ」
「読めなかったってなんで?」
「あぁ、それは文献が日本語って言う異世界の文字で書いてあったからな、今でも読めん・・・」
俺はその時耳を疑った。
今なんて言った?日本語?なんで異世界に日本語があるの?
いやその前に・・・
「なんで、師匠の父親は文献の文字が読めたの?」
「それは今から説明する」
と言って師匠は、指を鳴らし椅子を2つ出し、そこに座れと言ってきた。
俺はそこに座り師匠の話を聞いた。
「今から、座学の時間だ。今日は我の叔父と文献の話をする」
「お願いします」
「まず初めに、我の叔父の話だ。って言っても叔父が、文献を書いたんだがな。まぁいいお主はなぜ我の父が文献を読めたか聞いたな」
「はい、聞きました」
「その答えは簡単で【言語理解】のスキルを持っていたからだ。一応お主も持っておるぞ」
「え?まじ!」
「まじだ、ステータスと唱えて[称号]ってのを詳細鑑定すれば分かるよ」
「今【鑑定魔法 1/3】だと思うから後からって感じかな?」
「そうだな・・・おっといかんいかん、話がそれてしまった。叔父が文献を書いたってさっき我は言ったな」
「はい、言いました」
「なぜ分かったかって言うと文献の最後に叔父の名前が書かれていた、と父に聞いたからだ」
「それだけで・・・で文献にはなんて書いてあったんですか?」
「それは・・・
今から834年前、異世界から召喚された勇者
名を
呼び出された場所は王城、王様も女神に世界を救えるのは異世界の住人だけと、聞き召喚したと言う。
それから神代 徹が召喚され世界消滅まで残り1年と聞き、納得した神代 徹は、世界を救うために魔法を覚え剣術スキルを覚え努力した。
教えたのが我の叔父らしい。
神代がこの世界に召喚されて1年の頃のステータスはこれだ。
[名前] 神代 徹
[称号] 異世界からの救世主
[年齢] 17歳
[レベル] 536
[HP] 8098/8098
[MP] 56372/56372
[筋力] 4283
[俊敏] 3076
[魔力] 5097
[器用] 5316
[耐久] 4621
[スキル] 【火属性魔法 10/10】【水属性魔法10/10】【雷属性魔法 10/10】【闇属性魔法10/10】【空間魔法】【身体強化 10/10】【アイテムボックス 5/5】【鑑定魔法 3/3】【剣術スキル 5/5】【探索スキル 5/5】
それから神代はスキルを使い世界を消滅させようとする相手の場所へと我の叔父と向かう。
場所は、新月の夜にだけ、王都に現れる階段を登った先、名をセレスティアルアースダンジョンの最上階だな。
そこで、神代と叔父はそこで神を2体見たと書く。
その神の容姿は全く同じだったらしい。
対峙した神は、自分の事を邪神様の使徒だと語って名前を告げる。
その名は・・・【使徒序列】3位〖双児宮〗のビナケレイとディナケレイ
2人の自己紹介は終わり戦いの火蓋が落とされる。
ビナケレイが神代と、ディナケレイが叔父と戦う。
ビナケレイは魔法の使い手で【風属性魔法】【氷属性魔法】【土属性魔法】を使ってきたと言う。
対してディナケレイは、武術の使い手で【斧スキル】【槍スキル】を使って来たらしい。
神代は、途中まで互角だったらしいがビナケレイの【風属性魔法】と【氷属性魔法】の合わせ技タービュランスブリザードフリージングによって神代の左腕が使えなくなってしまったらしい。だが神代は考えた、神代とビナケレイの相性を、神代が火属性、水属性、雷属性、闇属性を使えるのに対してビナケレイは、風属性、氷属性、土属性だけだ。
神代の使う【闇属性魔法】は最終レベルで魔法無効を使えるのだ。
だがさっき攻撃を受けたのは、多分だが合わせ技は魔法無効を貫通するからだ。
そうやって、戦って行くうちに分かって行った事が2つある。
1つ目 合わせ技は魔法無効で貫通する
2つ目 ビナケレイの弱点は【火属性魔法】
なので、神代はビナケレイの魔法を【闇属性魔法】で無効化しながら【火属性魔法】を打ち込むスキを探していたが、スキが全くない。
だが神代は属性魔法を4つも使えるのだ。
考える神代、そこで思い付いた合わせ技。
思い立ったが吉日、即行動に移す神代。
作戦は、言うのは簡単だが失敗すれば・・・いや成功させる。
◇◇◇
作戦を1発で成功させた神代、ビナケレイを倒す
作戦はこうだった。
まず【空間魔法】を使いその場に固定させ、【水属性魔法】で下からガイザー空からクラウドバーストを、その後【雷属性魔法】でエレクトリックチャージドパーティクルを発動させて瀕死にして、最後に【火属性魔法】のボルケーノイラプションからの、ボルカニックダストエクスプロージョンを【空間魔法】で固定して1分以内に全て出来たら勝利
【身体強化 10/10】があって、初めて成功する技だった。
強運と言えるだろう。
ディナケレイと戦って居た叔父は【剣術スキル】で圧倒的だったらしい。
傷1つなく勝ったと・・・多分、戦いの歴が違いすぎたのだろう。
これがボルケーノイラプションから、ボルカニックダストエクスプロージョンを使った歴史上1番の出来事らしい」
師匠の話は凄かったが・・・・・・俺はずっと気になっていた名前があった。
その名は神代 徹
俺の、元いた世界のクラスメイトの1人だ。
なぜ神代君がこの世界に?それに834年前?
もしかして地球とこの世界は時間軸が違うのか?
それともこの世界に来ている間、地球の時間は止まっていたとか?
それか女神によって呼び出されたって言うし未来からの転生とか?
・・・・・・考えても分からないし一旦やめよう。
「師匠いくつか質問が・・・」
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あとがき
また2000文字超えてしまった・・・・・・
次回はレイト君の質問回と師匠の答え合わせ(?)回です
座学はまだ続くよ
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