時。
Rotten flower
第1話
朝、目が覚めると机の上にぐちゃぐちゃとした文字の手紙が置いてあった。
解読してみる。
「頼む。君の行動が世界に委ねられている。」だと書かれていた。
机の上にぐちゃぐちゃとした文字の手紙が置いてあった。
解読してみる。「頼む。君の行動が世界に委ねられている。」だと書かれていた。馬鹿馬鹿しい。そんな行動だけで世界が終わるか。俺はゴミ箱に手紙を捨て学校へ行った。
曲がり角に差し掛かる。何も考えず、ただただつまらない学校に向かうだけの学校生活。手紙なんてどうせ妹かなんかの悪戯だろう。
結局何事もなく平穏な人生が流れ始める。とでも考えていたのだろう。
次の日、手紙はなかった。安心したのも束の間、携帯が鳴る。アラートだ。
それが戦争の始まりだった。日本に訪問中の大統領がトラックに轢かれなくなったらしい。
その後、世界は破滅への一途を辿った。核兵器がもたらす世界は人間の考えを
俺は何をすればよかったのか考えた。あの手紙はこのことへの忠告だったのかもしれない。
ドン、俺はベッドから落ちた。
風が心地よい。俺は立ち上がった。
机の上にぐちゃぐちゃとした文字の手紙が置いてあった。
解読してみる。
「頼む。君の行動が世界に委ねられている。」だと書かれていた。
机の上にぐちゃぐちゃとした文字の手紙が置いてあった。
解読してみる。「頼む。君の行動が世界に委ねられている。」だと書かれていた。馬鹿馬鹿しい。そんな行動だけで世界が終わるか。俺はゴミ箱に手紙を捨て学校へ行った。
十字路に差し掛かる。
何が起こったのだろうか。かばんが手から滑り落ちる。トラックが止まる。
「すみません。」
その言葉を無視してトラックは走り去っていった。
大統領が日本のしかも俺が住んでいる市に来ていた。トラックに轢かれそうだったが万が一だったらしい。
これからも俺の退屈な生活は続いていくだろう。
時。 Rotten flower @Rotten_flower
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。時。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます