あのにます:怪異幻想断片集
現観虚(うつしみうつろ)
行先不明
目が覚めると、電車の中だった。
自分以外、誰も乗っていなかった。
外は真っ暗。明かりは少なく、景色がよく見えない。
――もしかしたらトンネルの中なのか?
そんなことをぼんやりと思って、少し経ってから違和感を感じる。
――あれ?俺、どうやって乗ったんだっけ?
乗車した記憶がない。目的地がどこかも思い出せない。半ば無意識的な動作でスマホを確認するが、電源が点かなかった。これでは時刻もラインの履歴も確認できない。
改めて車内を見渡すが、前後の車両にも、ヒトの姿は見えない。
――ここはどこだ?
自動扉の上の電光掲示板を確認するが、そこには何も流れてこない。
――何かがおかしい。
ただ、規則的な走行音だけが響く――
少し考えてみて、思い至る。
――これ、あれじゃないか。怪談でよくある、異界に迷い込んじゃうやつ。
なんてことだ。まさか本当にそんなことが、自分の身に起こるとは。
だが、そんなとんでもない可能性を考えている割には、自分はひどく冷静だった。冷静と言うか――ぼんやりしているみたいだった。理性的なのではない。ただ、つらつらとよくわからない考えが頭の中を流れていく。そういう感じだった。
全く、恐くなかった。不自然なくらいに。それがむしろ恐ろしいともいえる。なんとなく……まずい、気がする。理由はわからない。
だが、だからと言ってどうかしようという気は起きなかった。
恐らくこれから自分は、例の異界の駅に連れていかれるのだろう。そして、二度と帰って来れない……いや、本当にそうなのだろうか。
パターンはいろいろあるはずだ。次が終点とは限らないし――ああ、考えるのが面倒くさい。
けっきょく、思考を放棄した。
もういい。どうせ、なるようになるのだ。
だが一方で、まったく的外れな理由で、負の感情が沸いてくる。
――選びたく、無い。
いつ、どこで降りるのか、今の状況をどう判断するのか、これは終わるのか、いつ終わらせるのか――選ぶのが、ひどく億劫で、不快だった。
――俺、どうしちゃったんだろう。
きっと実際、どうかしているのだろう。だとしてもそれはそれで、仕方ないことだった。
諦めて目を閉じ、走行音に耳を傾ける。
――タタンタタン、タタンタタッ。
――そうさ、仕方ないんだ。
投げやりな感想だが、本当にそんな気がしてきた。
――タタンタタン、タタンタタッ、タタン――
――何も怖いことなんてない。そうだろう?
答えを返す者はいない。
――タタン、タタンタタン、タタンタタン――
……………………。
――タタンタタン、タタンタタン、タタンタタン、タタ――
……………………。
――ンタタンタタン、タタンタタン、タタンタタンター
――何も、考えることなんてないはずだ。
――タン、タタンタタン、タタンタタン、タンタ――
ぼんやりしているせいか、やけに走行音が大きく聞こえる。
――何も……
段々だんだん、意識が遠のいていくような錯覚を覚える。
段々、だんだんだんだんだんたんたんタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタン――
「――――おいっ、ちょっと待てよ!」
突然跳ね起きて、誰にともなく叫んでしまった。
我に返った正にその時、初めて明確な恐怖を感じたのだ。
「――何だよ、これ……!?」
――何も起きない、だと……?
一体さっきから、どれくらい時間が経ったのか。確かめる術もないが、明らかに、普通駅から次の駅へ、にかかる時間など、はるかに超えている。
そう、何も起きない。
ただ淡々、淡々と――
両手をぎゅっと組んで床を見つめ、頭を動かしてみる。
――まさか。
そこで、別の可能性を思いついてしまった。
恐怖が麻痺した今の彼にとっても、最悪の可能性が――
「……まさか、このまま、何も起きないのか?」
このまま、何も起きないまま――この時間が、永遠に終わらないのではないか?
――やめろ、それは……それだけは、やめてくれ!
「――何か、何か起これよ!おい!」
そう、虚空に向かって叫ぶ。
だが、窓の外の風景は何も変わらない。周期的な光。何か恐ろしい影が映ってくれることさえなく、急に真っ暗になってもくれない。
そう、終わらない。
いかなる脅威も訪れない。何も始まらず、終わりもない――そもそも、この旅自体に始まりはあったのだろうか?
だって――何も、覚えていないではないか。
この電車の中で突然目覚めた、一人きりの自分――それより前は、それ以外は、何も存在しないではないか。なんの原因も結果もないではないか。
過去のことが、何もわからない――
――というかむしろ、
自分と言う存在に、本当に「過去」などあったのか?
「あ、あれ……?」
馬鹿な、そんなはずはない。そう思いたかったが――ダメだった。
だって、だって――
俺は、自分の名前も思い出せないじゃないか。
この体だってなじみがない。
自分のものだって言うのはわかるのに、ただ配給された道具が自分の者であるのと同じで、ひどくとってつけたような感じがするじゃないか。
この声も。今喉から響くこの動揺したうめき声も。この恐怖さえも。
ただ自動的に動かされてる機械みたいじゃないか。
まるでただ、そういうキャラクターとして適当に設定されただけの、ただの空っぽの器――それが、自分。
そうだ、さっき目覚めたこと自体、何の意味もないんじゃないか。
あれだって、本当は何でもなかったんじゃないか。
ただ、なんとなく「目覚めると電車の中にいた」って、最初の導入でその事実が与えられただけで――
あれはいつでもない。
ここはどこでもない。
俺は、誰でも、ない――
「い……嫌だ、嫌だぁ…………。」
気づいてしまえば、もう否定のしようが無かった。
自分は、否、全てが、無意味な永遠なのだと。
すべてに始まりなどなく、ゆえに終わりもないと。
「嫌だああぁぁぁぁっ……!!!」
窓に駆け寄り、取っ手に手をかける――開かない。
窓をたたく。強くたたく――窓は割れない。と言うか揺れない。ただの、窓の絵が描いてある壁のようだった。そして、一切の抵抗感もない。質量など初めからないかのように。
隣の号車の扉――開かない。
外へ続く扉――開かない。
何か道具――持っていない。そういえば、荷物なんてなかった。
「っ!おいっ、誰かぁ!誰か、これ考えた奴!早く、早く終わらせろよおぉ……!さっさと、さっさと終わらせちまえよこんなっ、こんな無意味な話!何の意味もっ、何の価値もないじゃねえか……!」
――返事は、無い。
「――さっさと、さっさと俺を!そうだ、俺を消しちまえよ!俺を消して全部終わりにしろよ……!何も思いつかなかったんだろ!?じゃあ、諦めて全部チャラにしろよ!雑にメタい終わり方で締めちまえよ!全部なかったことにしろよ!なあ……!」
――返事は、ない。
当然だ。彼が呼び掛けている相手など存在していない。この世界には原因などない。支配者もいない。
彼の思考も言葉も、全くの無意味だった。
――タタンタタン、タタンタタン――
彼の意識に、また余白が生まれる。そこに入り込むのは、馴染みのある刺激だけだった。
――タン、タタンタタン、タタンタタン、タタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタ――
「あああああああ!やめろ!その音を聞かせるな!やめろおおぉぉお!」
彼はたまらず絶叫する。
耳をふさぎ、床に頭を打ち付ける――痛くなかった。血も流れなかった。
電車は止まらなかった。
何も、問題はなかった。
自分は、何も変われなかった。
――タタンタタン、タタンタタン、
「あああぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」
また、頭の中を音が埋め尽くしていく。いつから、いつまでも自分と共にあるその音が、この自分の、この世界の一部である愛おしむべき惰性が――
タタンタタン、タタンタタン、タンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタン――
「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!」
大声でそれをかき消し、意識を保とうとする。自分の声を聴いて、自分を忘れないようにする。
だが、無意味だった。
そもそも自分の声ですらなく、自分の感情ですらないのだ。次第にその声ですら、ただの忌まわしい雑音に聞こえるようになるだろう。
こうなれば最後の手段だ。自分の首をぎりぎりと締める――ああ、抵抗も質量もない。命の鼓動が感じられない。
「やめ、ろおぉ……!!!」
どこから来て、どこへ行く。
何を根拠に、何のために。
否、否、否――
ただ、無限の繰り返しがあるのみ。
そこに時間の感覚があったところで、何が変わろうか?
自分の言動や意識が働いたとして、何の意味があるだろうか?
そしてこの、自分の外側がもし変わっているように見えていたとしても――その正体は、結局同じだろう。
そう、すべてそういうものだった。
それが自分の世界のすべてだった。
全ては無意味だった。全ては無責任だった。
自分は――何者にも、なれなかった。
――タタンタタン、タタンタタン、タンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタ――
「――こんな」
タンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンンタン「――こんな終わり方、嫌dタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタンタタンタンタンタンタンタンタンタンンタンタンタタンタンタンタンタン――――
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