Episode 1

都内某所にある高層アパート。

その40階にある1フロアに俺はいた。

大きめなリビングのソファーに俺は座っている。

俺の前には、3人の女性が座っていた。

年齢もバラバラだし、人種すらも異なるそんな彼女たちだ。

左からアイシア、さくら、麗蘭(レイラン)である。

この子たちが、俺の許嫁である。

アイシア・・・アメリカ国籍でサイドテールで金髪の碧眼。

たしか、年は俺と同じ16歳。

そばかすが目立つ素朴な顔立ち。

身長は、165cm。とっても胸が大きい。

ゴクリと生唾を飲み込んだ。

さくら・・・日本国籍で黒髪ロングのすっきりした顔立ち。

大きな黒い瞳とかなり顔立ちが整っている。

身長は150cm。年は17歳なので年上。

胸は普通かな。3人の中で一番スタイルがいい。

最後に、麗蘭・・・中国国籍でボブヘアの黒髪に切れ長な目で茶色の瞳。

この中で一番年下の15歳。

年相応な見た目だが、チャイナドレスのスリットから見える生足がとても綺麗だ。

「えっと、アイシアさん、さくらさん、レイランさんこれからよろしくね」

「真弥、末永くよろしくです。でも、アイシアでいいよ」

「真弥さん、こちらこそよろしくお願いします」

「真弥おにいちゃん・・・う~ん、ま~くん。よろしくね。わたしもレイでもランでもいいよ」

それぞれ、まったく違う感じだな。

最初が、アイシア。かなりフランクな陽キャ。

さくらさん、凛としている大和撫子なイメージ。

レイちゃん、なんか「ちゃん」なイメージ。なんか妹のような人懐っこさ。妹なんていたことないけど。

「じゃあ、アイシア、さくらさん、レイちゃんと呼ぼうかな」

こうして、僕らの共同生活ははじまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る