サードミッション
『おっと、と、これか?、この銃みたいな道
具でチップを取り出すんだな、取り敢えず取
説は?、ほーほー、力一杯鼻に押し込んでこ
の引き金を引けば自動で取ってくれるんだな
!!、ちょっと痛そうだな!?・・・あ〜っ
麻酔もしっかりある、良かった!!、この麻
酔銃って訳には行かないからなぁアハハハ!
!』
『確か、この辺りに・・・、本当に見えない
みたい、こっちの動きに気づいてない、今が
チャンス!!、よしっ、取り敢えずここに寝
てて下さい。任務完了!!』
『只今戻りましたー!!』
『雫〜、お帰り!!』
『お疲れ雫ちゃん!!』
『やっと見つかったぞ脳内チップ除去装置、
先ずは!!』
『鷹見 聖夜さん!!一番へお入り下さ〜い
!!』
『えっ!!ハハハハ、何か怖くなって来た!
!』
『さっ麻酔撃ちますよ♪、気を楽にして下さ
いね♪、さっ麻酔も効いて来たところで、こ
の銃を鼻に押し付けて引き金を引けば・・・』
ウイーン、カチ、ウイーン!!
『とっ取れた!!、オホホホ、取れたぞ聖夜
!!』
『あっアレ何か?・・・、アレッ!!』
『気のせいか!!、何か一瞬何か思い出した
様な・・・、気がしただけだったアハハハ』
『何だよ聖夜!!、まっそのうちだ、な!!』
『えー、生野 雫さ〜ん、二番へお入り下さ
〜い♪、麻酔をしますね♪、そして取り除く、
よし出来た!!』
『・・・、おっ・・・お兄・・ちゃん!!、
お兄ちゃん!!』
『シーン暫くだな!!、色々大変だったな!
!、あの時俺は、星王と俺は監禁されてなぁ、
クリアール星は乗っ取られたんだ、アイツに、
副星王に!!、そしてお前たち二人は記憶を
消されて、チップを埋め込まれ地球に搬送さ
れた、地球人のデータ収集のために、俺は自
力で牢獄を脱獄したが間に合わなかった、お
前たちを助けられなかった、そこで俺は星王
に言った必ず王女を救出すると!!』
『おっ王女?、雫は王女なの健ちゃん?』
『ああっ!!、そして俺は部隊長ケーンだ、
残念ながら王女の実の兄ではない、王女は昔
からお兄ちゃんと呼んでいた、小さい頃から
・・・ずっと』
『聖夜!!、いやっセーン!!この話をして
もまだ何も思い出さないのか?』
『まっ全く分からない?、分からないよ、雫
!!、健ちゃん!!』
この時、雫は聖夜の記憶が戻らないのを知
り、自分も聖夜との過去を思い出していない
フリをしていた、とても哀しい表情を抑えな
がら。
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