貴方は、この出会いをどう思いますか？決して忘れられない思いがここに、そして誰にも邪魔をさせない、かけがえの無い君に捧ぐ。

ミッション

　俺たちは健ちゃんの登場で少し気持ちが楽

になっていた、脳内チップの事を聞かされ少

しの不安があったが、でも果たして取り除く

事などできるのか？

『ハッキリ言おう、チップを取るのは不可能

ではないが、策が必要になる、名づけてミッ

ションだ！！』

『ミッ、ミッション？？』

『ああっ、謎の男は俺が一瞬だが記憶を飛ば

しておいた、だから聖夜の存在も前と同様に

消息を絶ったままだ、そして雫は東口に行き

人間のデータを集める、このミッションを当

たり前に普通にこなし相手を油断させ、あい

つらの隠してある戦艦を見つけ、チップを取

り除くって寸法だ、分かったか？』

『せっ戦艦なんてどこに隠せられるの？、こ

の地球に？』

『その辺りの文明はクリアール星の方が発達

しているんだろう、隠せると言うか装置だよ

見えなくする！！』

『透明で見えないって事！』

『正解、でっ戦艦を奪い・・・、ここから先

はチップを取り外してからだな！！、色々伝

えたい事があるから』

『とにかく、今まで通りの生活をしてれば良

いのかな？』

『その通り！！、雫も大丈夫か？』

『私は東口で人間のデータを集めデータを渡

せば良いのですか？』

『ああっ、辛いかもしれないが、これしか方

法がないから・・・、頼むぞ、雫！！』

『俺はあいつらの隠してある戦艦を探る、隠

密ミッションだ、血が騒ぐゼ！！』

『何かこの間観た映画みたいだな！！』

『私も思いました、人間には残酷ですが少し

ワクワクします』

『俺は残酷とは思わないよ、むしろその方が

幸せなんじゃないかな！！、余命わずかで亡

くなる命を痛みもなく、こんな可愛い子に最

期を看取ってくれるんだから・・・、あっい

やっその・・・、ねっ健ちゃん？』

『なっ何だか暑くなって来たから行ってみる

かな、オッホン！！、二人とも無事で居ろよ、

じゃっまたな！！、何かあったらまた来るか

らな！！』