緊張感と軽やかさが同居する「gift」の世界

大学生の連太郎が思いがけず殺人事件に巻き込まれるところから始まり、序盤から緊張感のある展開に引き込まれました。その後「gift」という不思議なチームに関わっていきます。

組織の存在もユニークで、哲学・心理学・医学・法律など、さまざまな専門性を持った人物が集まっているところが面白いです。

ストーカー事件やいじめ事件など、題材は身近で深刻なものですが、キャラクター同士のやりとりが柔らかく描かれていて読み進めやすいです。

事件ごとに「gift」のメンバーがどのように関わっていくのか、連載の続きを楽しみにさせてくれます。