54話 余計な気持ち



 お母さんが「ご飯よー」と言ってきた。


「サーシャ、ご飯だって、行こう!」

「うん、行こうか」


 食卓にはすでにお義母さんとお義父さんがいた。

 二人のあの笑顔を見てると、サーシャってすごく愛されてるなーと感じる。

 お母さんはいつも通りだから雲泥の差だ。

 お姉ちゃんがいないけど、悪魔が減る分には大歓迎だ。ただでさえ大悪魔がいて雰囲気ぶち壊しなのに、悪魔が増えたら地獄になってしまう。


「悪魔がいなくてよかったよ……」


 スパーーーン!


 くっ! この痛みとスリッパ音はまさか……。

 背後から頭を叩かれたけど、犯人は一人しかいない。

 この技を使える二人のうちの一人は食卓にいる。犯人はスリッパ折檻の元祖しか考えられない。


「おい、馬鹿妹、今なんて言った?」


 これはもうキレてる口調だ。だって、「おい」って言ったよ……。振り返りたくない、怖すぎる。振り返ったら絶対に鬼の形相の悪魔がいる。


「こっち向け、馬鹿妹。挨拶は?」

「はい……おかえりなさい、ゴメンなさい」


 振り返って挨拶してとにかく謝った。頭を下げて顔を見ずに。怖すぎる……。


「私がなんて言ったか、たった2日で忘れたの?」

「……えっと……痛っ!!」


 このスリッパの威力は怒りが99%だ。あと1%で投げられる。

 ……絶対服従して、1%を死守する!


「その馬鹿頭にもう一度教えてあげる。一言一句、心に刻みなさい」

「はい」

「あんたは馬鹿なんだから、大きなことを決める前に必ずお母さんか私に相談すること。これは最後の忠告よ。次に破ったら、1週間はベッドの上から起き上がれなくするから」

「はい、絶対に相談します」


 ……1週間ベッドの上ってかなりの重症だ。小学生の妹相手にそこまでやる? って一瞬思ったけど、お姉ちゃんなら絶対にやる。だって、殺気をビンビン感じる。トイレに行ってなかったら漏らしてたと思う……無理にでもトイレ行っといてよかった……。


「今回はさっちゃんが家族になったお祝いってことで許すけど、次はないからね」

「はい」


 わたしの服従姿勢に満足したのか殺気が消えた。


「さっちゃん、こんばんは」

「こんばんは、お姉さん」

「やっと家族になってくれて嬉しいよ。この子のこと、これからも大切にしてやってね」

「はい、一生大切にします」

「ありがとう。やっぱりさっちゃんが一番だよ。さっちゃんが一番アウレーリアを大切にしてくれる。これからもよろしくね」

「はい」

「じゃあ、ご飯だ。お祝いしよう」


 ……終わり? 終わった? もう頭を上げても大丈夫?


「アリア、お姉さんはもう席に着いたよ」

「……ホントだ……。よかったー、投げられなくて……。ちょっと漏らしそうだったよ」

「漏らしたの? 拭いてあげるからトイレに行こうか」

「漏らしてないよ! それに、トイレはもう恥ずかしすぎるからもう無理!」


 期待に満ちた笑顔でトイレに連れ込まれそうになったけど、ちゃんと断った。

 さっきは気持ちに流されてお世話されてしまったけど、部屋に戻ったら恥ずかしさが込み上げてきて大変だった。


「ほら! 席に着こう!」

「うん」


 4人掛けのテーブルが拡張されて8人掛けになってる。

 お泊り会や、お義母さん達が食べに来た時のパーティーモードだ。

 片側にわたし達以外の4人が座って、反対側は中央に二人分の席がある。完全にわたし達用だね。


「ほら、座ってサーシャ」

「ありがとう、アリア」


 4人がじっと見てくるけど……なに?

 お義母さん夫婦はなんとなくわかるよ。嬉しそうして微笑んでるから。娘の結婚が嬉しくてしょうがないんだと思う。

 けど、お母さんとお姉ちゃん。すっごく人をバカにした顔をしてる。お義母さん達とは正反対というか次元が違うというか……うん、絶対にわたしは愛されてないね。

 お母さんが立ち上がって挨拶をしようとしてるけど、そのままいなくなっていいよ。わたしはお義母さん達と楽しい食事をするから。


「この度、うちのアウレーリアと、ザナーシャさんが結婚をしました。制度上、二人はまだ結婚できないので事実婚状態として扱います。二人が社会に出て、正式に結婚するまでは、ザナーシャさんがうちに住んで事実婚状態を維持するそうです。よろしいですか、フーシャさん達?」

「「はい」」

「では、今日からはみんな家族ということで、今まで以上に良い関係を築いていきましょう」


 パチパチパチパチ……。


「さっちゃん、アウレーリアのこと、幸せにしてやってね」

「はい」

「アリアちゃん、ザナーシャのこと、幸せにしてあげてね」

「は、はい」


 わたしはお母さんがサーシャのことを「ザナーシャさん」と呼んだことにフリーズし、二人のお母さんが同じことを言ったことに驚いて我に返った。

 ……お母さんが、わたしの幸せを願ってる?

 長時間のお説教とお風呂掃除とスリッパ折檻をやってくるお母さんが、サーシャのお母さんと同じことを言った? 同じくらい愛されてるってこと……?


「だから言ったよね。アリアは大切にされて愛されてるって」

「う、うん。そう、みたいだね……」


 そうは言ったけど、わたしはまだ信じられない。というか頭が混乱中だ。


「二人からも一言いってもらおうかしら。アウレーリア、挨拶しなさい」

「あ、うん。えっと……」


 わたしは頭が混乱中なのだ、挨拶なんか全く浮かばない。

 いや、普通の状態でも無理か。こういう場合の挨拶なんて考えたこともない。


「馬鹿娘は馬鹿過ぎて駄目ね。さっちゃん、お願い」

「はい」


 ……混乱状態を戻してくれてありがとう、お母さん。

 やっぱりお母さんはお母さんだ。悪魔が天使のフリをしてるだけ。

 でも、サーシャに話を振ったのだけは感謝だよ。サーシャの挨拶を参考にして、わたしも挨拶を考えよう。


「私、アリアと出会えてホントに幸せです。一緒にいることを許してくれて、優しく迎えてくれたアリアの家族にはすごく感謝しています。お二人の優しさがなかったら、私はアリアと離されていました。今日からこちらにお世話になるので、また迷惑をかけることになると思いますが、アリアを一生大切にして幸せにすることで、その恩を返していきたいと思います。これからも、よろしくお願いします。……お母さん、お父さん、今まで愛してくれて、アリアとの仲を応援してくれてホントにありがとう。お母さん達のおかげで、今の私はすごく幸せです。これからも、いっぱい幸せになってお母さん達を幸せにしたいと思います。私を産んでくれて、育ててくれてありがとう。愛してます、お母さん、お父さん」 


 ……サーシャ、すご過ぎ……すご過ぎて全然参考にならないよ。

 親戚の結婚式で聞いた新婦のスピーチみたい……。

 お義母さん夫婦は泣いて喜んでるし、サーシャも泣いてる。

 お母さん達も笑顔で頷いてる……完璧なスピーチって感じ……。

 完全に結婚式の雰囲気だよ。本番でも通用するんじゃないの?

 カンニングペーパーもないのに、よくスラスラと話せるよね……すごすぎるよ。


「はい、じゃあ、食べましょうか。折角のお料理が冷めてしまいますもの」

「「「「はい」」」」「うん」


 わたしだけ「うん」だよ……みんなで打合せでもしてた?


「アリア、あーん」

「……あーん」


 疎外感を感じてるのはわたし一人だけみたい。うちの家族とサーシャの家族が楽しそうに会話しながら食事をしてる。

 ちなみに、食事のメニューは、普通の晩御飯+サーシャの誕生日用フルコースだった。

 お義母さんが準備したんだろうな。だって、年1回、サーシャの誕生日にだけに食べられる高級お肉があるから。この高級お肉はうちみたいな普通の家庭には買えない。わたしの家で毎年サーシャの誕生日会が開かれる最大の理由が、この高級お肉をお母さん達が食べたいからだと思ってる。


「うん、すごく美味しいよ」


 サーシャが一口目にあーんしてくれたのがその高級お肉。

 じゃあ、こっちもお返しで高級お肉を……。


「あ、私は愛の氷を食べさせてほしいな」

「え? この高級お肉じゃなくて?」

「うん。私の一番の大好物は愛の氷。2番目が癒しの氷で、3番目が普通の魔術の氷。高級お肉は4番目」


 お肉より氷を大好きって……うーん、どうなんだろう……。

 わたしの気持ちが味に加算されてるとか?

 だったら納得する。わたしの気持ちや愛は、どんなお肉にも絶対に負けない。

 ……よし、高級お肉より何倍も美味しい氷を出してあげよう。

 今までで一番、愛を沢山込めるイメージ……。

 サーシャ、愛してるよ。一生わたしだけのサーシャでいてね。わたしも一生サーシャだけのものだから。わたしの愛はサーシャだけのもの。サーシャの全部を愛するから、わたしの全部を愛してね。愛してる、愛してる、愛してる……。


「……愛の氷……ッ」


 ……ちょっとめまいがしたよ……根を詰めすぎたかな?

 氷は出てるから、魔術は成功したみたいでよかった。


「はい、サーシャ、あーん」

「あーん……ッ!?」

「なに!?」


 氷を口入れたサーシャが、口を押えて思いっきり立ち上がった。

 反動で椅子がふき飛ぶくらい思いっきり……。


「ど、どうしたの、サーシャ。だ、大丈夫?」

「ッ、ッ、ッ、ッ……」


 口を押さえたまま、顔を真っ赤にして震えてる。しかもボロボロ泣きながら……。

 ときどき身体がビクッビクッっとしてるし、反応が最初の癒しの氷以上だ。


「サ、サーシャ。きついなら吐き出そう、ね?」


 抱き寄せて口に手を添てあげる。


「ッ!?」

「サーシャ!」


 走ってリビングを出て行った……。

 え? どうしたらいいの?


「「「「……」」」」


 周りを見るとみんな固まってる。

 お姉ちゃんだけ殺気が出てるけど……。

 そりゃあ、楽しい食事会が始まって5分もたってないのに主役が逃げ出したらこうなるよね。楽しい雰囲気が完全にぶち壊しだよ、わたしのせいで……。

 ……なんだろ、気持ちを込め過ぎたせいで変な効果が出たのかな? 


「この、馬鹿!!」

「いったーーー!!!」


 スリッパ折檻120%クラスをくらった。

 今までで最強の威力だ。


「ボーっとしてんな! 直ぐにさっちゃんの様子を見に行け!」

「はいっ!!!」


 ちょっと漏らしちゃったよ……。

 ……サーシャ、どこに行ったのかな?

 

「トイレ……いない」

「お風呂場……いない」


 ……自分の部屋に戻ったのかな?


「……サーシャ、いる」


 返事がないので、ノックをして覗いてみる。


「……入るよー。あれ? いない……」


 ん? じゃあ、どこに?


「……もしかして、わたしの部屋?」


 サーシャの部屋を出て、自分の部屋を覗こうとする……。


「あれ? 鍵がかかってる?」


 ガチャガチャ……。


 やっぱり鍵がかかってる。

 サーシャが中からかけたのかな?


「サーシャ、わたしの部屋にいるの?」

「……アリア……30分くらいで……戻る……心配……しないで……大丈夫……だか、ら」

「な、ならいいんだけど。苦しかったら言ってね。あ、楽になるんだったら、部屋の物を自由に使っていいからね」

「……うん……アリア……愛してる……愛してる……愛してる……」


 ホントに大丈夫かな……うわごとみたいに愛してるを連呼してるけど……。

 

「わたし、リビングに戻るからね。お母さん達にも説明しないとダメだから」

「……愛してる……愛してる……愛してる……愛してる……愛してる……」


 聞こえてないみたい……。

 とりあえず、30分で戻るって言ってたから30分は様子を見よう。

 少し漏らしてしまったので、サーシャの部屋にあるわたしの古着で着れそうな物を拝借してリビングに戻った。


「それで、馬鹿妹。さっちゃんの様子は?」

「あ、大丈夫だって。30分で戻るって言ってた。心配しないでって……」

「原因はあの魔術? 愛の氷って聞こえたけど、効果は?」

「わたしの愛を感じるだけ、かな……もしかしたら、魔力も回復してるかも……」

「あんたらの動きは慣れてるみたいだったけど、いつもこうなの?」

「ううん、いつもは嬉しそうに微笑んでるだけだよ」

「じゃあ、なんでこんなことになったの?」


 ホントになんで? いつもより気持ちを込めたから? 違いはそれくらいだよね……。


「言い訳せずに、正直に答えなさい。嘘ついたら投げるからね」

「うっ……えっと、いつもより、いっぱい愛を込めた」

「……さっちゃんの許可は取ったの?」

「え?」

「さっちゃんの許可を取って、愛の量を増やしたのかって聞いてんの」

「……取ってない」


 ドシン!!


 いったーい! 正直に話したのに投げられたよ!!


「立ちなさい。立てるくらいには加減したんだから」

「うぅ~~~……」

「なんで勝手に増やしたの」

「……高級お肉より美味しいって言ってくれたから……もっと愛を込めれば、もっと美味しくなると思って……喜んでくれるかなって……」

「はぁー、それはありがた迷惑の余計なお世話ってやつよ」

「え?」


 愛をいっぱい感じるのが迷惑、なの……?


「馬鹿なあんたにわかりやすく説明してあげる。まず、あんたの大好きな激甘カレーの味をしっかりイメージしなさい。……出来た?」

「うん」 

「晩御飯でそのカレーを美味しく食べました」

「うん」

「激甘カレーを美味しく食べてくれて嬉しかったお母さんは、もっと甘くして喜んでもらおうと思って、カレーの鍋に砂糖を一袋全部入れました」

「え?」


 砂糖を一袋って……正気?


「翌朝、お母さんは砂糖を入れたことを内緒にしてカレーを出しました。あんたが喜んでくれると思ったから」

「……」

「はい、カレーを食べた感想は? 言っていいわよ。正直にぶちまけなさい」

「……甘過ぎるよ……なんてことしてんの……ありがた迷惑だよ……」


 そんなカレーを出されたら間違いなくそう言う……ありがた迷惑の余計なお世話だって……。わたし、同じことをしたんだ……。


「正解。二度と勝手なことをするんじゃないわよ。さっちゃんは今、愛に苦しんでるのよ」

「愛に、苦しむ……?」

「わからないか……。さっきの、砂糖一袋入り超超激甘カレー。あんたは一口でも食べれる?」

「無理」


 砂糖一袋の激甘カレーなんて、絶対に一口も食べれない。口に入れた瞬間に吐き出すと思う……あ……。


「はい、ここでお母さんからさっちゃんに置き換えね。さっちゃんが愛を込めて作ってくれて、さっちゃんがあーんしてくれた超超激甘カレー。口に入った瞬間どうする?」

「ビックリして、口を押さえて、吐き出さないようにする……」

「さっきのさっちゃんの行動とそっくりだ。あんたは幸せもんだよ。どんなに辛くても、あんたの愛を捨てようとしないんだから。私だったら、口に入れられた瞬間に吐き出してあんたに投げつけてるよ」

「……ゴメンなさい……」


 わたし、何回魔術で迷惑をかけてるんだろう……。

 口を押さえて、震えながら必死に耐えてる光景がよみがえってきてすごく辛い……。泣きながら、必死にわたしの愛を受け入れようと頑張ってたんだ……。

 愛してるを連呼してたのも、わたしの愛になんとか答えようとしてたからなんだ……。

 嬉しいけど辛いよ……。サーシャが苦しむくらいなら、わたしの愛なんか捨ててもいいのに……。

 ……捨てたくないよね……6年間の想いあるんだから……。

 ……わたしも、捨ててほしくない……。

 わたしを愛してほしい、わたしの愛を受け入れてほしい……。サーシャが苦しんでるのに、ひどい女の子だね、わたし……。


「アリアちゃん、あまり悩み過ぎないでね」

「お義母さん……」

「あの子を、そんなに真剣に悩むほど愛してくれてありがとう。今回はちょっと失敗しちゃったと思うけど、あの子はそんな貴方が大好きで、愛してるのよ。さっき泣いていたのも、辛くて泣いてたんじゃないの」

「え?」

「あれは嬉しすぎて泣いてたのよ。私はこんなに愛されてる、嬉しいって。魔術では過剰になっちゃったみたいだけど、その愛を忘れないでね。その気持ちを、魔術ではなくて言葉と態度で伝えてあげて。そうすれば、あの子はすごく喜ぶと思うわよ」


 お義母さん、優しすぎるよ……。

 感謝を伝えたいけど、いい言葉が見つからない。バカだなわたしって……。

 だから、ぎゅ、の力で伝える。サーシャと一緒。力をいっぱい込めてぎゅ、する。


「アリアちゃんは本当に優しい子ね。ほら、30分で戻るって言っていたならそろそろ戻ってくるわよ。楽しく食事をしながら楽しく迎えてあげましょう。そして、今まで通りにあの子を愛してあげて」

「はい!」


 お義母さんの仕切り直しの提案で食事が再会された。

 お母さん達4人は、さっきの出来事をもう笑い話にして楽しんでる。

 大人ってすごいな……。

 愛をしってるから愛がらみの出来ごとに冷静に対応できて、すぐに笑い話に出来るんだ。4人ともすごいな……ん? 4人?

 お義母さん夫婦、お母さんはわかるよ、結婚してるんだから。一人だけ、しったかぶりしてる人がいない? ……柔術を愛してるとか? 武術と恋愛って出来るのかな?


「……アウレーリア、今思ってることを言ってみなさい。投げてあげるから」

「投げられるのに言う訳ないよ、バカなの、痛っ!!」


 忘れてた! 今日のお姉ちゃんは怒りゲージが高水準だった!

 ほのぼの雰囲気に流されて、生意気な口を聞いたいたらまた投げられる!


「大馬鹿に馬鹿って言われると腹が立つわね。大方、私が愛を知ってるはずがないとか、柔術と恋愛してるとか思ってたんでしょう?」

「うん、痛っ!!」


 このスリッパの威力は怒り80%って感じだ。危険域だから気を付けよう……。


「私だって恋人がいるし、ちゃんと恋愛してるわよ。お互いの意思で結婚してないだけ」

「ホント……に、おめでとう……」

「……ありがとう」


 もうこの話は止めよう。危険な香りがプンプンする。


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