ヒマワリ

ハナミ

第1話歩こ歩こ

お腹ぺこぺこ

うん

言葉は聞いておぼえた

お腹ぺこぺこが無くなる魔法ないかな

嫌だな

たまに

出てくる甘い水ご飯

お腹ぺこぺこ

でも

最近それも無い

邪魔くさくなったのかな?

ぺこぺこ

あー目もぼーとする

今まで

うん

外が怖い僕は

外に出たことが無かった

(`・ω・´)キリッ

だから

今日は

もう死ぬだろうから

お腹ぺこぺこの自分に

ご褒美を

うん

僕の名前は

おい

だよ

ゆっくり外にでる

地下から外にでた僕は目を閉じた

キラキラ

眩しくて

凄く

いい匂い

うーん

僕はもっといい匂いを食べて

お腹ぺこぺこの世界とお別れするんだ

うるさい声と

くっさい匂い

甘いのか

甘くないのか

キモ

僕はゆっくり家をでる

てくてく歩く

なんか門の前に立っている人と目があった

と思った瞬間

蹴り出された

ゴミ以下みたい

まーだと思う

だけど

お腹ぺこぺこの僕は

いい匂いを食べて

天の国に行くんだ

そしたら

痛くないし

お腹ぺこぺこも

バイバイ


ずっと大きな屋敷を歩いていく

僕は

いい匂いの前って決めてるから妥協しない

てくてく

お腹ぺこぺこ

ずっとずっと

歩いていると

今まで見た事のない

大きな屋敷

澄んだ空気

めちゃくちゃいい匂い

ここだけの話

僕小さい友達と動物とお花さん達と話せる

だいたい

こういう

立派な屋敷には

めちゃくちゃイケメン馬さんがいる

優しいし

あったかい

最後の晩餐は

あったかいお馬さんと

ご飯の匂いに包まれて

今までは特別として見つからない

小さなお友達しか呼べなかったけど

最後くらい

大きな龍さんとかにもくっついて

半分はもふもふ半分はひんやり

そしていい匂い

そして

天の国

僕は目を閉じて

友達になってくれそうな人に呼びかける

綺麗で

大きくて

大きな翼をもっていて

僕をこの屋敷に入れてくれて

一緒に寝てくれるお友達

僕を迎えに、むか、えに

お腹ぺこぺこで泣けてきた

バサバサ

バサバサ

ウォーん

クワ

どしどし

僕の周りは幻想てきで

大きな鳥さん

真っ赤に燃えてるのに綺麗

優しく運んでくれる

お腹ぺこぺこだったのに

小さい友達が

甘い蜜をわけてくれたから眠くて

お馬さんの所で

みんなで寝よ

龍さんいないのかな?

なんか

泣けてきた

僕は水の龍さんが大好きだ

隠れファンだ

来ますように

クイクイ

赤い鳥さんにお願いする

僕今日で死んじゃうから

龍さん

水色の龍さんとも

みんなで手を繋いで寝たい

ボロボロ

涙が止まらなくなった

死ぬ時まで

1人は嫌だよ

あったかいのと

ひんやりに包まれたかったのに

龍の馬鹿馬鹿馬鹿

疲れて眠る

僕がこの世界の神獣と約1人龍さん代表は小さくなり

僕の周りには沢山の小さな友達

幻獣、神獣、動物達が僕を包み込んでねている

お友達に言わないと

僕ね

毎日毎日

お腹ぺこぺこで生きるの疲れちゃった

お日様が出たら殺して

お腹ぺこぺこ人生疲れちゃった

みんな大好き

僕がみんなにおまじないかけるね

僕の周りにいる人間以外の生き物には

飢える事なく

怪我することなく

沢山の幸福を

大地の緑にお願い

僕の友達を守ってね

そして

凄くいい匂いのする

お花をくれない

僕のわがまま聞いてくれる?

みんな大好き

優しくて

みんな幸せでありますように

僕は

ずっとずっと右手の薬指に絡みついていた輪っかを取って祈る


後日その日の夜

とある公爵邸は眩い淡い桃色の光に包まれ

屋敷は

半壊状態になったそうだ


この屋敷の住人であり、人間に擬態している龍神は疲れた体で場所の中で眠っていた

突然

龍の馬鹿馬鹿馬鹿

水色の龍の馬鹿馬鹿馬鹿

へっ?

何故

貶されている

へ?

声は心地よい

もう一度考えようとしたら

主人に忠実な馬が

突然嵐のように我が家に走りだした

すると

仲間の気配がして

空を見ると

水龍一族

御一緒が焦って飛んでる

半泣きのもいる

みんな我が家にむかっている

へっ?

コバルトブルーの切れ長の目を思案させて

プラチナの髪を指でクルクル巻いて

愛馬を見ると

殺気で俺を見ていて

へっ?

とりま

寝よ

とした瞬間馬車の屋根が吹っ飛んだ

父の手にヒョイと引っ掛けられると

大事なのでもう一度

引っ掛けられると

投げられた

飛ぶ俺?

死なないけど屋敷の前に来ると

ふへ

神獣やら幻獣やら

火竜やら地龍やら空龍やらが

交代で

小さな人間に加護を与えて

それから抱きしめて

愛し子と

甘い甘い

バニラの匂い

体が瞬間発火した見たく

これは

俺のものだと

番でありΩだと

触るなと威嚇しようとした瞬間

龍帝からシッポで思いっきり殴られた

目の前には

美しい藍色の髪をした子供が

ガリガリ

命の灯火が消えようと

原因はこの禍々しい

龍殺しの指輪

瞬時に破壊すると

小さな

顔に力を込める

応急処置と

果てない下心を隠し

口付ける

俺の神気を注ぐ

たっぷりと

どれくらいそうしてたか

背中が痛い思えば不死鳥に突っつかれてるし

足は

玄武に踏まれている

そして

「あの子は水龍に会いたいと泣いたのだ、この下僕が」

周りを見たら水龍一族が涙を零しながら

俺はやけに

みんなに愛されている

番を隠そうとした瞬間

ユニコーン達

そう達に

頭をボコボコに踏まれ

ユニコーン達は

番の傍にいく

番は

ユニコーンのお腹に抱きついて寝てる

ふと

ふと

屋敷を見ると

屋敷は半壊

庭は幻想的に

そう

緑に花が咲き乱れ

妖精に

4大属性と光と闇

エルフ

俺の顔を見た瞬間かん

「水龍が呼んでも来ないから、あの子泣いたんだから

番のくせに、‪α‬のくせにあんなにボロボロにさせて

死にたいんだって

お腹ぺこぺこがいやだから

匂いでおなかいっぱいになるって‼️

この外道‼️」

っと叫んだ瞬間石やら木のミックスの泥水が

痛くはないがないが

俺の番は

えーと

匂いがご飯

フラフラする

とりあえず

屋敷を神通力で修復

次に泥だらけの俺を浄化

で振り返ると

へっ?

はっ?

うっ?

へっ?

うちの番が世界樹の霊脈から僅かに湧き出る

万能薬で

そう

万能薬で洗われている

エルフの女王自ら

髪も綺麗に整えられて

余った髪を女王はキョロキョロしながら

盗んだ

ふぅ

「ねぇさっきの水甘いね、うん太陽が昇ったら殺してね、お腹ぺこぺこしんどいんだ」

ポロリと流れる涙は甘露に見えてフラフラ近づこうとしたら、兄のフェミに思いっきり蹴られる

「かわいい愛し子がお腹ぺこぺこだから、死にたい。

お前が死ねよ。ってか美味いもの愛し子に献上しろ今から狩りにいけ、クソガキ」

えっ

えっと

どなたですか

常に冷静で

氷の微笑やら

死の申し子

一人称

私!

敬語責め

誰?

とりま狩りに行こ

はっ?

地龍、空龍、火竜?

訳が分からないみんな

幻の果実や、めちゃくちゃ貴重なふかふかの敷物

宝石山、魚幻の

エルフ達は木の実、甘いジャム

俺は肉だ

ウォー

龍に戻り

空に昇ろうとしたら

番が走ってくる

無意識に

音速で番を抱きしめていた

甘い甘いバニラ

「水龍約束したのに

僕が死にたくなったら殺しにきてくれるって

お腹ぺこぺこ人生疲れた

昨日はお友達がいっぱいだったけど

水龍は僕が読んでも来てくれない

約束だって耳痛い痛い我慢したのに」

ヒマワリの花が咲いた金色の瞳を見つめながら

髪をかきあげる

俺があげたのなら琥珀色

なのに

耳には

寄生虫のように彼の生命力を奪う媒体として

使われた

親愛のピアス

これは

魔術師の

うーん

この匂いはニコラス

俺は優しく

滅と

呟く

ファーと広がる髪が淡い創世記の神竜と同じ

虹色に

瞳はオッドアイに

金とアクアマリン

どちらにも

ヒマワリが咲いていて

俺の番はどこまでも

綺麗だ

「名前は?」

その瞬間殺気が

へっ?

「おいです」

ぶわと殺気が

「おいは名前じゃないよ」

名前は

太陽に向かう花のヒマワリから

「華だよ」

キョトンと首を傾げる華

華はニッコリ笑って

俺の手を握り

加護を与える

絶対防御

異常回避

攻撃力アップ

幸運値アップ

ニッコリ笑う華

「僕が庭にいた時綺麗な光る甘いもの僕の口に入れてくれたお礼。その日はお腹ぺこぺこじゃ無かった」

ポロポロ涙を流す番

フワッと抱きしめて

「お腹ぺこぺこの日は終わりだよ、華。

美味しいお肉持ってくるからね。

後目を閉じて」

華は目を閉じる

口にはエルフの国で買った花を練りこんだ飴を口移しに、食べさせる

パァーと嬉しいそうに、口をもぐもぐさせている

キラキラした

屋敷の者をみて

目がキラキラしている

ワキワキさせている

家令に

「ここにケーキ作り、菓子作りの才を持ったエルフと地龍のエミヤンがいる

華に

美味しいケーキと焼き菓子

搾りたての飲み物と」

華の額に口付けると

毒無効

絶対防御

龍神の番の証

悪意を反射する加護をつける

家令達がお茶を用意するのを確認して

俺は飛び立つ

1番美味い肉は

ワイバーンだ

喜ぶだろうな

空をかけ昇り

ニコラスがいる魔法局に氷の刃を1時間程振らせて

透視で王と1センチの間に

龍神が怒れると現れる

断罪の槍を王座の前に突刺す


俺はそれよりワイバーンを狩り

俺の番にプロポーズする時にと

貯めていた番大好きボックスも

持っていく

飛んでいると

紫の気品のある花を一輪ここにいる精霊に断り、頂く

好き

急いで帰ると

華は幸せそうな顔でケーキを匂っていた

周りが言っても

「水龍の大好き無くなるの悲し」

と言っているらしく

みんなを困らせていた

と言うか

神獣も幻獣も魔族も来ていた

もう一度

魔族も

果物いっぱい持って

俺の番

天然タラシだ

俺は家令にワイバーンを渡すと

スプーンでケーキを掬うと

番の口に入れる

「2人で食べると美味しいな」

へ?

又殺意

いや

殺気

へ?

「僕初めて胃の中に飲めるもの以外口にいれました。水龍達みんなは体が丈夫なんだね

僕は失敗だから食べ物は食べれないけど

水龍が来るまで食べれなかったけど

みんなが加護いっぱいくれたから食べれた

ありがとう、みんな大好き。木のベットも神聖で気持ちいい」

ばっ

とエルフを振り返る

エルフ達は

「華は世界樹に包まれながら安らかに眠るのは

必然。エルフ達が王の妃に用意していた寝具もあまりやる気はしなかったが、華が使うと思うと不死鳥の羽を少々頂いた」

あー

こいつら

ブラコンと親バカだ

不死鳥ニヤニヤしているが

どMだ

俺は紫の花を取り出すと

器用に華の髪を結い上げ最後に花をさす

美しい痩せすぎだが

華が囚われた場所もわかった

ニッコリ笑う

華はパァーと真っ赤になる

「華アーン」

スプーンを5本操り

食べさせ

紅茶もフルーツティーにして、

食べてお腹いっぱいになった番を世界樹のベッドに寝かす

虹色の髪が輝いて

世界樹のベッドには華を守る為の呪い

寝具はふかふかで

色とりどりの生き物と花々と水龍

愛してる

そっと

額に口付ける


部屋を出ると魔族ですら厨房で

華に持ってきた果物をジャムにし

採れたてフルーツでアイスのケーキ

魔族派カバンから長方形の箱をだし

1番下にアイスケーキ

上に

飲み物をいれている

何でも魔増庫

不思議だ

魔族は禍々しい呪われるよ

僕に触れると

と笑顔で自己紹介している

剣を

華を殺そうとした

人間の所に1本?

へっ

はっ?

おいおい

魔族探知機で華を利用した人間に3時間ほどかけて適材適所の呪いのギフトを贈っていた

王座には

怨嗟を叫び続ける鏡

そして

華を苦しめた一族には

生気を吸い取り続ける槍

と永遠に外れないバングル

食べても餓死に近いほどの飢え

魔族は

魔王の始祖が夢に現れ

華の憂いをはらせと

そして

華は魔族に花の王冠を作り

みんなは何かの1番できる人で王様だね

それを大切に守っているのが魔王さま?

と言ったらしい

その後

華は僕は一目見た時から水龍しか見てないんだ

と言われたらしい

そして

殺気

慣れてきた

そして

俺と擬人化擬人化した不死鳥であいつを苦しめていた

場所にいく

無意識に扉をぶっ飛ばしていた

数人の使用人と屋敷の主は探していた

俺は無意識に腕を切り落とし

不死鳥が復活させる

首を落とし

又復活と

彼らに与えた罰は

常に腹ぺこ

寝ない体

外に出ると溶ける呪い


不死鳥と俺は魔族が作ったアイスケーキを食べさせる

華はトラウマで

俺が食べさせないと

食べれない

可愛いすぎるだろ


華との結婚式はやっと龍神に変化できるようになった

3年後に決まった

華の龍神の姿は

虹色の鱗に


深い湖を思い出させるような瞳に太陽な金の瞳


ただ雛鳥の刷り込みのように、めちゃくちゃ甘えたではあるが俺の前だけ

最近料理にハマっている番は、俺の弁当と仲間のクッキーを焼いている


あっ、そうだ

あの国は神の怒りをかったというわけで、俺が華を保護した1週間後に消えた

代わりに真っ直ぐに人を大切に出来る人間だけが、この国は居心地いいと

疚しい人間ははいれない


今日は以前食べたいと言って親子丼にスプーンにサラダ。幸せすぎる

食べ頃にまで育てている

膝の上にのせて

焼きプリンアラモードを食べさせ

紅茶を飲ませ

至福だと


後3年

長いが番には可愛い子を生んで欲しい

可愛いくて頭の中で何度も名前を

別れ際

愛してるの意味を込めて

濃厚な口付け


後3年で世界一居心地いい国にする

ちなみに

これ

ライフカードだね

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ヒマワリ ハナミ @muneta

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