ヒーロー訓練(オムツ当てて)
今日は予定を変更して、自主訓練をします……
習ったことを自分一人で出来るか、確かめてみてください。
――ハイ!!
今日は、3ヶ月に一回のヒーロー訓練の日である。
魔法系で一位である私は、その教官役であった。
ちなみに学校は特別のお休みとなります。
が、オムツで訓練などまともに出来るわけもなく、自習させることしたのだ。
あ、ちなみに私は今スカート履いてるからね、ヒーローとしての戦闘服。
学校ともモデルとも関係ない場では普通にオムツ隠せます。
……オムツを履かないという選択肢を持てる体に戻りたい。
――青空さん、自習はだめですよ。タダでさえ訓練日数が少ないんですから。
――今日は模擬戦です。良いですね。
……いやだってねぇ……
――せっかく、るみおねえちゃんもお呼びしているのですよ?
……うん、学校公認で着てるね。そこまでして布おむつ当てたいのかな私に。
でも今はUltraだから自分でやれるからね。
"ギィイィイイイイッ"
良しその調子! もっともっと
――ハイ!
そこで直線的に動いちゃ駄目!!
――ハイ!
……駄目だ無理
"ガツウウウン!!"
訓練生を弾き距離を取った。
ちょっと早いけど、午前はここまで。
――ありがとうございました!!
みんなオムツについて触れないのはなんでだろう……
――小鳥ちゃーん、オムツ替えるよー
……なんで大声で言っちゃうのるみちゃん……
事務所が用意したバンに、私が学校で使わされているおむつの交換台と、オマルが載せられていた。
……台をここまでして移動させることないと思うんだがなぁ……普通にシートじゃ駄目なのかな……
ちなみにバンは新車です。
私の第二回の放送でまたドカンと入ってきたそうですはい。
――あ、これでまた2枚追加だよ。
――本当に紙ので良いの?
……無理だろって言いたいよ私も。
てか自然な感じで替えてもらっちゃったよ自分でやるつもりだったのに。
慣れって恐ろしい。
……これほど嫌な慣れもそうあるまい。
そんな感じで黄昏れてたら、なんかアナウンスが流れてきた。
――午後は小鳥さん一人を相手に、4人一組になって模擬戦をしてもらいます。
……複数戦なんて聞いてないんですが。
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