今日から布おむつ

――出来ましたね。では、立ってください。



おずおずと立ち上がる。


紙と違いカサカサしない……が、存在感がすごい。

柔らかく、厚みがあり、もこもことしている。

これがなんかすごく恥ずかしい。


股下に五枚と、腰を巻くように二枚ぐらい使っていた。


スタッフが持ってきた鏡に向かう。

あのUltraBIG並に分厚いのだが……なんか方向性が違う。


というのも、Ultraは前から後ろにかけてが分厚いのだが横に関しては薄かった。

だがこれは、全方位に対して分厚い。



――はい。では布おむつでのオモラシポイントについて説明します。

――厚さは紙おむつと同じくらいなのですが、布なので紙おむつほど吸水出来ません。


――十五回以上オモラシしちゃったことがあるらしいので、これでは小鳥ちゃんは溢れさせちゃいます。


”えー!”


いや、あれは怪人がってことで説明されてるでしょう!!


――あれ、そうなんですか? まぁいいですね。


良くない!


――えー……今後、小鳥ちゃんはオモラシポイントが-50点の度に、布おむつを2枚追加していきます。

――逆に50点増えれば、最終的に紙おむつに戻ります。


――次回お会いする時、彼女のお尻はどんなことになっているでしょうか。


――では、また小鳥ちゃん、来月お会いしましょう。みなさんアデュー!


おのれおのれおのれおのれ……

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