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キャッサバを手に入れるなら産地で直接手に入れたいと思った私は、数ある産地の中で沖縄を選んだ。
折角遠出するなら観光が楽しめる沖縄が良いだろうと思ったからだ。
沖縄に着いて直ぐ予約していたホテルにチェックインした。
明日は早起きして直売所へ向かわなけらばならない。
寝るにはまだ早い時間であったが、明日に備えて寝る事にした。
翌朝、情けない事に寝坊をしてしまった。
妻に起こされなくても寝坊しなくなってから大分経つのに、再び寝坊癖が出てしまうとは……
結婚記念日のお陰で昔を思い出したから、妻と出会った頃の感覚に戻っているのだろうか?
若かりし頃の思い出は大切だが、昔のだらしない自分に戻るのは勘弁して欲しい。
慌てて直売所に向かったが、目的のキャッサバが見つからない。
他の野菜は売っているので、寝坊している間にキャッサバだけ売り切れたとは思えない。
直売所の店員さんにキャッサバを探している事を伝えた。
「あんたキャッサバが欲しいのかい? 珍しいね。ここの直売所ではキャッサバを置いていないわよ」
何だと!
折角沖縄まで来たのにキャッサバが売っていないとは……
「キャッサバが欲しければ用意するわよ」
「本当ですか?」
「用意している間、向こうの森で時間を潰しておいてよ。オススメの観光スポットだよ」
「向こうの森?」
たしかに店員さんが指さす先には森がある。
「名付けて、キャッサバイバル!」
キャッサバイバルだと?!
何を言っているんだ店員さんは?
キャッサバを用意してくれるという話を信じても良いのだろうか?
別の直売所を探すという選択肢もあるが……
どうする?
1.キャッサバイバルを受ける。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654039120269/episodes/16817330654040247928
2.他の直売所を回る。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654039120269/episodes/16817330654040241074
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