3

キャッサバを手に入れるなら産地で直接手に入れたいと思った私は、数ある産地の中で鹿児島を選んだ。

名産品が沢山あり、肉も野菜も美味しい物が手に入るからだ。

折角遠出するのに土産がキャッサバだけでは勿体ない。

鹿児島に着いて直ぐ予約していたホテルにチェックインした。

明日は早起きして直売所へ向かわなけらばならない。

寝るにはまだ早い時間であったが、明日に備えて寝る事にした。

翌朝、ホテルを出た後、あらかじめ登録していたスマホのルート案内を起動する。

妻と出会った頃であれば、本屋で買った地図を広げて探し回らなければならなかったし、辿り着いても休日だったという残念な事もあった。

便利な世の中になったものである。

ルート案内に従って歩くと、迷わず直売所に辿り着いた。

直売所は早朝にも関わらず賑わっていた。

急がなくてもキャッサバが無くなる事は無いと思うが、他の名産品も見たいから急いで購入する事にした。

直売所を回っていると、目的のキャッサバが見つかった。

レジに持っていこうと手に取ろうとしたがーー


「待て! 貴様にそれを手に取る覚悟があるのか?」


声がした方を見ると、熊のような大柄な男性が立っていた。

覚悟? キャッサバを手に取るのに覚悟がいるのか?


「お金はあるので支払いの覚悟はありますけど……」

「甘い! 極太の野菜は凶器同然! それを手にするという事は戦場立つ事に他ならない」


何を言っているのだろうこの男性は?

野菜が凶器? 戦場に立つ? 意味が分からない!


「それを手に入れたくば、我を倒してからにするがいい!」

「倒すって、何をするのでしょう?」

「キャッサバトルだ!」


大柄な男性がキャッサバ手に取った。

どうする?


1.キャッサバトルを受ける。

https://kakuyomu.jp/works/16817330654039120269/episodes/16817330654040171606


2.逃げる。

https://kakuyomu.jp/works/16817330654039120269/episodes/16817330654040118606


・『次のエピソード』ではなく、上の選択肢からリンクをクリックしてね。

・バッドエンドから前の選択肢に戻るときはブラウザバックです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る