桃救出計画

事務所の中にある小さな会議室

空間に走るピリピリとした緊張感

真「まだ、憶測でしかないけど、、桃は多分両親にアイドルをしてることをバレてしまったのだと思われる。」

すうは「はぁ、、」

真「前に軽く話したけど改めて話すと、、、」

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佐久美桃

佐久美家は代々継がれし名家

一般人には到底追いつけない存在にある。

桃は次期継人として両親や関係者に大事に育てられてきた。執事さんの存在、送り迎え等は桃の身に危険が及ばないように護衛。で、アイドルをしてることは家族には隠していた。

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真「なんらかの事情でアイドルをしていることをって感じだと思うんだよね。」

緑林「でも、そこまで内密にする理由は」

真「マネージャーさん、多少はわかってほしいんですけど、、、」

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大事に大事に育てすぎて

特に両親が過保護になってしまった。

娘に変な虫を寄らせない

まぁ、ここまではよくある話なんだけど、、、

佐久美家の場合は

娘のためっていうより佐久美家のためにという思考をしていて、佐久美家のイメージが悪くなるようなことはさせない。最初のうちは友達さえも許してくれなかった。僕が許されたのは、、いや、、なんでもない。

ご両親がアイドルに対してどんなイメージを持たれてるのか知らないけどあの人達には悪いイメージなんだろう。

すうは「それなら、、隠さなくても、話せば」

無理だよ。

あの人達はとっくに狂っていて

あまりこうゆうことは言いたくないんだけど

佐久美家の約束を破った者は

体罰を受けることになるらしいんだ。

すうは・緑林「え」

だから、隠さないといけない。

けど、もう

バレてしまったのなら、、

すうは「でも、どうしたら桃さんは」

真「ふたりは大丈夫だから、、いつも通り」

緑林「それは、、よくないですよ。ひとりでなんとかする気なんですか?」

真「うん、だから」

すうは「僕が出来ることを」

真「、、、、分かった。ありがと、2人とも」

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桃を助けるためには

お父さんを説得しなければならない。

そのためには

一番いいのは相談で解決すること

でも、そんな簡単に行くことじゃない。

話以外での解決方法

それは、、、実際にアイドルを見せること。

お父さんだけじゃない

今の桃にも見せなきゃ、、


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