第38話:銛の本性
チャプタ―1
ここは、神田東松下町である。
そこには、亥詞が居た。
「フフフッ。ここなら、良さそうね。見下しの力を、テクノロジー様に。」
亥詞は、恐魔丸に見下しの力を吸収させ始めた。
「根こそぎ、吸い取って。」
チャプタ―2
その頃、私は、レテンGに乗って、紀尾井町辺りを走っていた。
「今のところ、事故は、一切無し。」
「それは、それで、OKだな。」
「何か騒がしくない?」
「この街の近くだ。」
レテンGは、加速した。
チャプタ―3
ここは、平河町である。
「クククッ。弱いわね。でも、もっと破壊しないと。」
「ウワーッ。キャーッ。」
私は、そこへ辿り着いた。
「亥詞。そこまでよ。」
「ここまで来るとは。ヒトデナシ。」
亥詞は、三十体ものヒトデナシを召喚した。
「アキ―ッ。」
「ん、銛。どうした?」
「変身出来ない。」
「掛ったわね。良い物を見せてあ・げ・る。」
私と亥詞は、研究所跡へ瞬間移動した。
チャプタ―4
ここは、山のふもとである。
「銛の奴は、何処へ行った?」
「何か嫌な予感がします。」
「捜しに行くぞ。」
「何処か理解っているんですか?」
「考えてなかった。」
チャプタ―5
ここは、研究所跡である。
「ここは、何処?」
「銛。お前が誕生した場所だ。」
「私が?」
「映像が残っていたな。これだ。」
亥詞は、ディスクを再生した。
「動物の核酸と植物の核酸と。」
「プログラム完成しました。」
「そうそう、このコンピュータプログラムを。」
「後、もう少しですね。」
「良いんですか?」
「これぞ、核酸操作人間 銛。」
チャプタ―6
「銛って、もしかして、私?」
「そうだ。お前は、核酸操作人間なのよ。」
「・・・・・。」
「どうした。参ったか?」
「どうって事ないよ。これくらい。」
「何だと?」
「覚えていたんだ。へへへーっ。」
「こ、こしゃくな。」
チャプタ―7
私と亥詞は、いつの間にか、平河町へ戻っていた。
「レテンチェンジ。」
私は、偉観救助士 銛 ラクシュミモードに変身した。
「な、何者だ?」
「破壊から助ける救助士。偉観救助士 銛。任務遂行。」
「ヒトデナシ。やってしまえ。」
「アキ―ッ。」
「シュート。」
私は、ヒトデナシ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―8
「フフフッ。仕方ないわね。出でよ、悪の偉観救助士 意趣。」
亥詞は、恐魔丸の刃先から、悪の偉観救助士 意趣を召喚した。
「御任せを。アォフドレブラスター。シュート。」
意趣は、私を狙撃した。
「ウワーッ。レテンブラスター。」
「させない。暗幻衝。」
意趣は、暗黒を想像して術を放った。
「ウワーッ。動きが読めない。」
「アォフドレライフル。」
意趣は、私を狙撃した。
「ウワーッ。くっ。」
「アォフドレサーベル。刺幻衝。連幻衝。乱幻衝。」
意趣は、私を突きまくった。
「ウワーッ。そうだ、ブレードギラーでなら・・・。」
「クククッ。止めよ。ブレードギラーアォフドレフェニックス。」
意趣は、走って行き、漆黒の不死鳥に姿を変えて、突撃して来た。
「--------。」
私は、意趣にブレードギラーを突き刺した。
「ヌオワーッ。」
チャプタ―9
「意趣。奴を消し去って。」
「はい。ですが、見下しの力が足りません。」
「何ですって。」
「今しかない。レテンライフル。」
私は、レテンライフルを構えた。
「聖幻衝。レテンエーアデエーアリヒ。」
私は、亥詞と意趣を同時に浄化した。
「し、しまった。私とした事が。エーレ。」
そこへ、ティタニィーがやって来た。
「亥詞様。一時、退散です。」
「亥詞様。お、御待ちを。エーレン。」
意趣は、消え去った。
「任務完了。」
チャプタ―10
ティタニィーは、戻って来た。
「出でよ、偉観救助士 銛の本性。ペガサス。」
ティタニィーは、ペガサスを召喚した。
「ヒヒーン。」
「あれが、私の本当の姿?」
「そうよ。ペガサスがあなたの本性よ。」
「ヒヒヒーン。」
「召幻衝。レテンポディダエ。」
私は、召喚したレテンポディダエに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、レテンポディダエを人型に変形させた。
「レテンフリート。」
チャプタ―11
「ヒヒーン。」
ペガサスは、聖なるブレスを吐き出した。
「ウワーッ。凄い衝撃。」
「レテンファングとレテンシールドだ。」
レテンフリートは、右手にレテンファングを左手にレテンシールドを持った。
「ヒヒヒーン。」
ペガサスは、レテンフリートを蹴りまくった。
「ウワーッ。レテンシールドにひびが。」
「銛。レテンレイで、倒すぞ。」
「はい。はあああーっ。」
「ヒヒヒヒヒーン。ヒヒーン。」
ペガサスは、物凄い速さで、突撃して来た。
「レテンエーアデシェイカー。」
レテンフリートは、ペガサスを狙撃した。
「ヒヒヒーンッ。」
ペガサスは、爆発して消え去った。
チャプタ―12
ここは、神田淡路町である。
そこには、亥詞とティタニィーが居た。
「済まなかったな。」
「いえ。私は、命令に従ったまでです。」
「これから、奴の元へ。」
「了解しました。それでは、いざ。」
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