第35話:生物兵器「クリーチャー」
チャプタ―1
ここは、ビルの屋上である。
「亥詞。もう少しで、パワーが集まるぞ。」
「それは、おめでたい事です。」
「クククッ。もっと莫大にするのだ。」
「仰せのままに。」
チャプタ―2
ここは、山のふもとである。
「今日も現場へ出動ーっ。」
「ハイテンションし過ぎだぞ。」
「朝からそれじゃ、きついって。」
「御免。」
チャプタ―3
ここは、ビルのB?階である。
そこには、ティタニィーが居た。
「何かの飼育施設?」
そこへ、亥詞がやって来た。
「ここは、クリーチャーの研究所だ。」
「クリーチャー?」
「人間どもが作った生物兵器だ。」
「生物兵器?」
チャプタ―4
ここは、歌舞伎町である。
そこには、レテティーが居た。
「ここなら、たくさんありそうね。見下しの力。」
レテティーは、見下しの力を吸収し始めた。
「こんなものね。でも、充分。」
チャプタ―5
ここは、東である。
私達は、逃げ出した豚と馬を事故現場から、移動させていた。
「動物も救助と。」
「ちなみに、人間も動物だぞ。」
「後、一匹か。ああ、行かないで。」
「どうにかなりましたね。」
「毎回は、さすがに無理。」
「ふーっ。きつかった。」
チャプタ―6
ここは、南池袋である。
そこには、レテティーが居て、街を破壊していた。
「フフフッ。融幻衝。はーっ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
「これくらいのパワーで、何てもろいの?」
私は、レテンGに乗って走って行き、そこへ辿り着いた。
「銛。レテティーを。」
「理解ってるって。レテンチェンジ。」
私は、偉観救助士 銛 ベストモードに変身した。
「そこまでよ。」
「な、何者だ?」
チャプタ―7
「融幻衝。はーっ。」
レテティーは、融合を想像して術を放った。
「ウワーッ。」
「炎幻衝。氷幻衝。雷幻衝。合幻衝。」
レテティーは、炎と氷と雷を同時に想像して術を放った。
「ウワーッ。どうにかして、元に戻さないと。」
「斬幻衝。レテティーブレイク。」
「壁幻衝。シュート。」
私は、幻衝力の壁で、レテティーの一刀両断を防ぎつつ、
レテティーを狙撃した。
「ウワーッ。おのれーっ。」
「レテンライフル。」
私は、レテンライフルを構えた。
チャプタ―8
そこへ、亥詞がやって来た。
「レテティー。もう良い。」
「で、ですが、止めを。」
「お前の力を頂く。」
亥詞は、レテティーの集めた見下しの力を吸収した。
「ウワーッ。」
「もう、用済みだ。フハハハーッ。」
亥詞は、消えるように去って行った。
「仕方ない。自爆してくれる。」
「させないよ、そんな事。聖幻衝。レテンエーアデエーアリヒ。」
私は、レテティーを浄化した。
「エーレン。」
レテティーは、鹿だった。
「任務完了。」
チャプタ―9
そこへ、ティタニィーがやって来た。
「銛。こいつに勝てる? 召幻衝。出でよ、生物兵器「クリーチャー」。」
ティタニィーは、クリーチャーという名の巨大な生物兵器を召喚した。
「グオーッ。」
「召幻衝。レテンポディダエ。」
私は、召喚したレテンポディダエに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、レテンポディダエを人型に変形させた。
「レテンフリート。」
チャプタ―10
「グオーッ。」
クリーチャーは、炎のブレスを吐き出した。
「ウワーッ。凄い火力。」
「次は、尻尾か。レテンシミタ・・・。」
クリーチャーは、レテンフリートがレテンシミターを手に取る前に斬りまくった。
「ウワーッ。ダメージが凄いよ?」
「銛。レテンファングだ。」
「理解った。レテンファング。」
レテンフリートは、レテンファングを右手に装着した。
クリーチャーは、レテンフリートに絡みついて、無属性の電流を放電した。
「ウワーッ。速過ぎるって。」
「一気に決めるぞ。」
「グオーッ。」
クリーチャーは、突進して来た。
「レテンフリート。行くよ。」
「ウオーッ。」
「グオーッ?」
「拳幻衝。連幻衝。乱幻衝。レテンエーアデドライブガトリングナックル。」
レテンフリートは、クリーチャーに拳を決めまくりつつ、フルパワーの拳を決めた。
「グウーッ。」
クリーチャーは、爆発して消え去った。
チャプタ―11
ここは、ビルのB?階である。
「申し訳ございません。クリーチャーを。」
「何を言っている? クリーチャーは、まだ、生きているぞ。進化してな。」
「な、何ですと?」
「それが、クリーチャーという者だ。」
チャプタ―12
ここは、新富である。
私と麻弛は、休憩をしていた。
「いっつも、済いません。」
「良いって。それで、何を?」
「バレてたか。怪人退治。」
「知ってたよ。でも、私には、出来ないし。」
「もしかして、芭喇さんも?」
「そうみたいね。銛。気を付けてね。」
「うん。それじゃ、帰るね。」
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