アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ５

第34話：レプリカとの対決

チャプタ―１

ここは、西新宿である。

私達は、壊れた電車の中から、人々を降ろしていた。

「こちらです。はい。」

「車両が、真っ二つになっている。」

「人間の仕業じゃない。」

「でも、一体誰が？」

チャプタ―２

ここは、ビルの六階である。

そこには、亥詞とレプリカとレテティーが居た。

「レプリカ。今回は、お前が行ってくれ。」

「私、一人でですか？」

「私も同行します。」

「ならぬ。一人で銛を倒して来い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―３

ここは、山のふもとである。

「今日だけで五件も。」

「私達は、救助する為のプロだぞ。」

「それは、理解ってるって。」

「それにしても、起き過ぎです。」

「それは、言えてる。」

「かったるくて、しょうがない。」

チャプタ―４

ここは、ビルの屋上である。

「亥詞よ。どうだ、その刀の威力は？」

亥詞は、恐魔丸と言う名の刀を見ていた。

「素晴らしい斬れ味です。」

「そうか。思う存分、使うが良い。」

「仰せのままに。」

チャプタ―５

ここは、神南である。

そこには、レプリカが居た。

「ここで、集めるとしよう。」

レプリカは、見下しの力を吸収し始めた。

「これだけあれば、クククッ。」

チャプタ―６

その頃、私は、レテンGに乗って、東池袋辺りを走っていた。

「レテンG。あの事故は？」

「事故じゃない。亥詞の仕業だ。」

「どうやって、真っ二つに？」

「たぶん、奴が所持している刀の力だ。」

「腕試しって事？」

「そんな気がするよ。」

チャプタ―７

ここは、松濤である。

レプリカは、街を破壊していた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「クククッ。おらよーっ。」

私は、そこへ辿り着いた。

「レテンG。ここで待ってて。」

「ちょっと待て。レプリカとレテティーは、倒すな。」

「何で？」

「あの二人は、操られているだけだ。」

「理解った。レテンチェンジ。」

私は、偉観救助士　銛　ベストモードに変身した。

チャプタ―８

「そこまでよ。」

「な、何者だ？」

「破壊から助ける救助士。偉観救助士　銛。任務遂行。」

「ヒトデナシ。」

レプリカは、十体ものヒトデナシを召喚した。

「アキーッ。」

「シュート。」

私は、ヒトデナシ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプター９

「波幻衝。レプリカストレート。」

レプリカは、剣の刃先から、幻衝力を放った。

「ウワーッ。レテンライフル。」

私は、レプリカを狙撃した。

「ウワーッ。ならば、剣で勝負だ。」

「理解ったわ。レテンサーベル。」

「斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

「斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

私とレプリカは、互いを斬りまくった。

「ウワーッ。くっ。」

「や、やりおるな、貴様。」

「聖幻衝。レテンエーアデエーアリヒ。」

私は、レプリカを浄化した。

「見下しの力が消えていく。エーレン。」

レプリカは、ヨタカだった。

「任務完了。」

チャプタ―１０

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「レプリカを元に戻すなんて。破壊の砂。」

ティタニィーは、巨大なレプリカの幻覚を出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。レテンポディダエ。」

私は、召喚したレテンポディダエに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、レテンポディダエを人型に変形させた。

「レテンフリート。」

チャプタ―１１

「波幻衝。レプリカストレート。」

レプリカの幻覚は、剣の刃先から幻衝力を放った。

「ウワーッ。」

「一回で決めるぞ。」

「いつでも良いよ。レテンシミター。」

レテンフリートは、レテンシミターを右手で持って構えた。

「喰らえ。闇幻衝。」

レプリカの幻覚は、闇の力を想像して術を放った。

「ウワーッ。これくらいなら、行ける。」

「斬幻衝。レテンエーアデスライサー。」

レテンフリートは、レプリカの幻覚を一刀両断した。

「ギャーッ。」

レプリカの幻覚は、爆発して消え去った。

チャプタ―１２

ここは、山のふもとである。

「御先に失礼します。」

「もう、こんな時間か。」

「それじゃ、閉めて。私も・・・。」