第3話 恋
15年ぶりに恋をしたわたしは忙しかった。笑
朝子ども達の支度をすませ、先に家を出て夕飯が終わってからデートに出かけ子ども達が起きる前に家に帰りまた仕事という日が時々あった。
仕事中に後輩に指導する姿、仲間やわたしとふざける時、彼が時折みせる優しさや男らしさにだんだん惹かれていった。
頭がバラ色とはこのことだろうか?
遠い昔にもバラ色になったことはあったはずなのになんだか初めてのように毎日がワクワクしたし楽しくてしょうがなかった。
彼は大人だ。
一緒にいるとわたしの方が歳下で甘えることができたし、とても安心できた。
ケンカなどしたことがない。
こんな日がずっと続くと思っていた…
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