設定集 ~第二次日中戦争の世界線~

JSSDF

原子力空母「ほうしょう」

1989年に日本連邦国国防海軍に就役した日本初でアジア初の原子力空母である。


当初は米海軍が「ニミッツ級航空母艦」の5番艦「リチャード・M・ニクソン」として就役を予定していたものの、「日米貿易摩擦にちべいぼうえきまさつ」やらの煽りで全体の80%が完成していた状態で日本に売却されることとなった。


日本側も当初は難色を示していたが、1974年に空母「しょうかく(旧:翔鶴)」が事故により退役(南大東島沖衝突事故)、80年に「ずいかく(旧:瑞鶴)」が老朽化により退役し長期間にわたって海上航空戦力を喪失した状態となっていた。

そのため、海軍からの強い導入要請があったことや国防上の観点から空母の購入を決定した。


当初米側は建造費の全額を支払うことを日本側に要求していたが、日本側は全体の80%しか建造されていないことや、空母の他にも空母艦載機として「F/A-18 ホーネット 戦闘攻撃機」を、空軍向けに「A-10 サンダーボルト攻撃機」や「B-52H ストラトフォートレス戦略爆撃機」を購入することなどを強調し、建造費の70%分の負担を主張し、互いに真っ向からぶつかりあった。


最終的には米側が折れ、日本側が建造費の70%を支払うことで決着が着いた。

その後、建造が行われていた米海軍ノーフォーク基地から国防海軍横須賀基地に回航され建造が進められた。


その後なんやかんやで1988年、日本国防海軍横須賀基地で進水し就役を開始した。

就役後は新設された「国防海軍第一航空機動艦隊」の旗艦となった。


就役後、初の実戦となったのは1993年の「湾岸戦争」であった、同戦争で「ほうしょう」の航空隊は全作戦期間中、千ソーティ近くを行い、多国籍軍の航空隊の中核を成した。


その後94年初頭に日本に帰還、訓練の日々を過ごしていたが95年1月17日に「阪神・淡路大震災」が発生、「ほうしょう」も「みうら型輸送艦」などと共に大阪湾に展開し救援活動を行った。

99年のコソボ紛争時には「アライド・フォース作戦」参加のため、多国籍軍の一員としてアドリア海に展開した。


21世紀に入って早々の2003年に勃発した「イラク戦争」では米空母「ジョージ・ワシントン」などと共に日米英豪軍部隊への航空支援を行った。

04年には2番艦「りゅうほう」が就役し、1974年以来の空母2隻体制となる。

05年からは機関のオーバーホールとシステムアップデートなどのため海軍横須賀ドックに入渠。


2011年には「東日本大震災」の救援活動のため「おおすみ型輸送艦」や、米空母「ロナルド・レーガン」などと共に仙台湾に展開、救援活動を行った。


2012年からは米側の要請でアフガニスタン紛争に派遣され、タリバンへの空爆、国防陸軍部隊などへの航空支援を行った

2014年に「りゅうほう」と入れ替わりで帰国。


2015年「第二次日中戦争」勃発。

東シナ海において人民解放軍空母「青島」と第二次世界大戦後、初となる空母機動部隊同士の艦隊戦である「東シナ海海戦」を行う


2018年「香港争乱ほんこんそうらん」時には邦人退避作戦「九龍の桜くーろんのさくら」に参加、在香港邦人の退避に尽力した。

なおその際、「ほうしょう」艦載機がPAL(太平洋航空)機を撃墜した人民解放軍の対空陣地を空爆している。


諸元

満載排水量:105300t

全長:334m

最大幅:75m

吃水:12.1m

速力:34knot以上

兵装

RIM-7シースパロー(後に09式個艦防空誘導弾改に換装)

RIM-116 SeaRAM

20ミリバルカンファランクス

35mmCIWS(上記20mmバルカンファランクスを後日改装したもの)


搭載機(2018年)

F/A-18Jスーパーホーネット

F-35CJライトニングII

E-2D アドバンスドホークアイ

SH-60K/L

など


同型艦

1番艦 「ほうしょう」

2番艦「りゅうほう」


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