前のエピソード――貸しは返せない

服を溶かすスライム

草を食べているスライムでセルロースを分解する力が強い種類のものがいる。これは共生している微生物の力によるものと考えられる。食べるものが無いときは木でも食べることがある。そして人間の着ている布も消化できる。そういう場所に行くときは革やウールを着ていくのがいい。

ウールも溶かすスライム

共生している微生物の違いによってウールのような動物繊維を消化するスライムもいる。このスライムは綿や麻はあまり消化できないが、絹はよく食べるし革鎧さえ時間をかけて消化してしまう。さらには人間の体毛も溶かして消化してしまうという。

この特徴を利用して美容目的に使われることもあるらしい。

腐肉を食べるスライム

美容目的と言えば、腐肉を食べるスライムが使われることがある。消化力が弱く、腐りかけの動物や虫の死骸を食べているスライムを絶食させてから、きれいな水と餌で育てる。それを人間の体にはわせると、体についたゴミや垢、汗までもきれいに食べつくしてくれる。使用中はくすぐったかったり気持ちよかったりするが、あまり長時間の使用は推奨されない。特に弱い粘膜部分は後から痛くなることもあるので使い過ぎに注意。

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これはＡＩで書こうとしたのだけど思ったようにいかなかったので、全部自分で書いた話。思いついた設定を使って小説にするのではなく、設定をそのまま書いてます。