平凡な最後

今日も散々な不幸に見舞われた。寝坊して学校に遅刻し、罰として廊下に立たされた挙句、サボっていた不良に絡まれてボコボコにされた。皆知らんフリしてたし、僕は怖くて抵抗できなかった。自分も周りも、大嫌いだ。

 

けど、今日で終われるんだ。

放課後の帰り道、空から降る無数の隕石を眺めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る