小さな愛してる
「ください!」
少年がレジに花を持ってきた。店の花の手入れをしながらレジを見ていると、バイトが驚いていた。少年が花を置いて行き、笑顔で去っていったのだ。私は少年を追いかけようとしたが、バイトが止めに入った。
「私への贈り物みたいで……」
バイトは一輪の薔薇を大事そうに持った。
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