第25話 港町アリュケオン…1


いつも通りにギルドに来ていた俺は、クロと港町アリュケオンに来ていた。


「ここに来るのは初めてだが、海もきれいだなクロ。泳ぎたくなるぜ!」


つい、そんなことを言ってしまった。するとクロは…


「アレウス様。私は泳げませんし、魔物が出現するので危険です」


と止められてしまった。なので、結界のアイテムを使い泳ぐことにしている。


そして魚の魔物を倒し、宴会をして遊んだ。


クルルもはしゃいでいたのでつい遊んでしまったので、真面目にやる。


俺の、真面目という取り柄だか誰かが言い始めたせいで、俺は、このイメージを守らなければいけない。なので、ある一定の日に依頼を受けることにしている。


イメージダウンにもなるし、ギルドの受付もまじめ風にしているのだ。つまり今更このイメージを壊すことなんてできない。


もう後戻りできないのだ。だれかアドバイスが欲しい。俺は本当はだらだらしたいんだ、イメージのせいでこれを崩せないからこそ行ってしまうのだ。


俺の悩みを分かってくれる人は現れるのだろうか。早く現れることを願うことばかりだ。


それにしても、虫の依頼しか上のランクがない。まぁ、絶対に受けないけどな。みんな安心してね。


そんなこんなな1日であった。


〈あとがき〉

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