第23話 異世界の魚は凶暴だった…2


 そして準備した俺たちは、美しく広大な海である問題に直結していた。


それは、否。釣れないのである…


なので海の中に入り、探しに行こうと思う。


海に潜った俺は、ジェットバスを見つけた。なので追いかけて捕まえようとした。


すると、追いかけ追るのが分かったのか、ジェットバスはこちらに回転しながら泳いで突進してきたのである。ここは陸ではなく海なので早く動くことができない俺は

、魔法で守ることにした。


「収束 風の防護」


この収束された魔法はジェットバスの致命傷となり、無事に勝利したのである。


「クロ。ジェットバスを倒したよ」


陸で待っていたクロに報告をする。


「すごいですアレウス様。その調子です」


なぜクロが陸で待っているのかというと、セリナール王国は海もないし泳ぐ機会も当然ないので泳げないのである。


そうして、10匹倒した俺たちはこう思った。


この魚は、何ていうかドリルのように回転してきて怖かった。意外と凶暴だった。


冒険者ギルドに戻った俺たちは、依頼達成の報告をし宿に戻った。


そのジェットバスを料理し食ってみた。


「うめぇ~。最高だぜまた食べたいな」


するとクロとクルルは言った。


「私は初めて食べたのですが、おいしいですね」


「わらわは、この料理とてもおいしかったのじゃ」


とても好評だったようで、とても安心した。


そういう楽しい1日となった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る