第20話 異世界の猫に懐かれた…2


 2本の猫のような生命体を助けるために俺は、水で洗い回復魔法をかける。


「収束 エクスヒール」


するとけがが治り、猫のような生命体を助けることができた。


…数時間後猫のような生命体は起きたので話しかける。


「お前を助けたのは、この俺アレウスだ」


「あなたが助けてくれたのじゃ。ありがとうなのじゃ」


感謝をされたので満足したアレウスは、なぜあの場所にいたのかを聞く。


「なぜおまえはあそこで倒れていた?」


すると猫はゆっくりと答えた。


「わらわは、ケルベロスから逃げてきたのじゃ。攻撃を受けて命からがらね」


謎に思ったアレウスは質問を続ける。


「なんで。攻撃を受けて逃げてきたの?」


「わらわは、猫又という魔物でケルベロスと縄張り争いをしている魔物だ」


  あぁ、納得した。要はあれかな…


「つまり負けて。ここまで逃げてきたと」


「そうじゃな。わらわは逃げてここまで来た。たぶんケルベロスも今追ってきていることだろう、お主たちは助けてくれたし好きになってしまったのじゃ」


といってきた。なつかれてしまったようだ、ケルベロスにこの猫は追われているようだ。追ってを振り切らない限り追われることだろう。なので、一緒に冒険することにしようかな?


するとクロが言ってきた。


「アレウス様。この駄猫を助けるのはいいですが、ここでお別れでいいんじゃないですか?」


いや、俺は前世では猫を飼っていたし、一緒にいたいな…。


「俺はここでお別れをしない。クロは分かってくれ」


「ぐぅ。分かりましたいいですよ」


クロの了承は取れたのでこれからの冒険は実に愉快で楽しみだな~。


そう期待と夢を膨らませるのであった。




 〈あとがき〉

猫又の名前をクルルといいます。この作品が面白いと感じたら評価やいいねを待っています。





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