クマゴロウへの応援コメント
虐待した親を憎む、それでもまだ健全だったりします。
虐待されていた事実が「愛情」であると刷り込まれ、いつまでも親を憎めず、それを求めてしまう人も多いそうです。
だから「虐待した親には憤る」でも、
「自分には親とは別に支えてくれた人達がいた」
という実感が大切だと思ってます。
その上でその親の事は忘れた方が良いと感じます。
虐待した側にも救いが欲しいトコロではありますが、親を許そうとするあまり「された側」が救われないのは切ないですからね。
キリカちゃんには、これから出会う人々と、大きな愛情を「与え合う」関係性を築いて行って欲しいものです。
作者からの返信
>虐待されていた事実が「愛情」であると刷り込まれ、
>いつまでも親を憎めず、それを求めてしまう人も多いそうです。
切ないですよね…
実際、一時保護の際も子どもが嫌がるケースがあるようです。
児童福祉司の方々の苦労が偲ばれます。
>「自分には親とは別に支えてくれた人達がいた」
大切だと思います。
一方で、児童相談所も一時保護施設もパンク状態です。
虐待が起こってから対応するのではなく、
虐待を起こさないようにするための施策・枠組みが必要かなと。。
そんな風に思います。
キリカちゃんと絆を結ぶべく、大人たちの戦いが始まります。
クマゴロウへの応援コメント
悲しいけど、現実にもたくさんいますよね。一人でも多くの子どもたちが、この園長さんたちのような大人と繋がれますように。
作者からの返信
楠さん、こちらにもコメントありがとうございます!
また大変なご評価を賜りまして、心より御礼申し上げます。
現在、全国228箇所にある児童相談所が対応している児童虐待の相談件数、年間20万件以上。虐待(心中含む)で死亡する子どもの数、年間約50人。
私たちができることは少ないですが、その気配を感じたら勇気を出して『189』へ連絡。子どもさんだけでなく、親御さんを救うためにも心に留めておきたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました!
クマゴロウへの応援コメント
読ませていただきました。
今までも目にしていなかっただけで、実際に多くの子どもが悲しんできているのでしょうね。
自分も子供が小さいからか、もし近くにあって気づいたなら、何かしてあげられるのかなと考えてしまいます。
作者からの返信
つくもさん、コメントありがとうございます!
虐待(心中含む)で死亡する子どもの数、年間約50人。
週に約1人の子どもの命が失われている計算になります。
(半分以上が0歳児、心中を除くと加害者の半分以上が実母)
「189」を広めることで、もしかしたら救える命があるかもしれません。
自己満足ではありますが、そんな気持ちで書きました。
一方で、子どもと保護者の最後の砦である全国228箇所の児童相談所が請け負う虐待相談件数、年間20万件以上。子どもの一時保護施設もパンク状態のところがかなりあるようです。
児童虐待や心を壊す親御さんを減らすためにも、若い親御さんの公的支援や育休制度導入の義務化など、社会全体で子どもと保護者をサポートする枠組みを作る必要があるのかなと思います。
ご興味を持っていただき、ありがとうございました!
クマゴロウへの応援コメント
すごく考えさせられました。
まだ出会ったことは無いですけど、もし何かあれば迷わずに通報しようと思います。
調べてもらって何もなければ、それでいいんですよね。
作者からの返信
碧絃さん、コメントありがとうございます!
>調べてもらって何もなければ、それでいいんですよね。
はい、その通りです。
厚生労働省の虐待防止のリーフレットに記載されたコピーをご紹介します。
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それは親子の未来を守る連絡
たとえ勘違いだったとしても。
「あの親子、大丈夫かな」と思ったら、迷わずご連絡ください。
●通話料無料 ●匿名でも大丈夫です
●お住いの地域の児童相談所につながります
●秘匿情報は厳守します
https://www.mhlw.go.jp/189-ichihayaku/
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ご興味を持っていただき、ありがとうございました!
クマゴロウへの応援コメント
なぜ人はクマにクマゴロウと付けたくなるのか…。
すみません、名前が一緒だなって(笑)
母親に買ってもらったものは特別ですよね。
それがどんな理由で与えられたものであっても。
強く元気に育って欲しいです。
作者からの返信
谷地さん、コメントありがとうございます!
またご評価を賜りまして、重ねて厚く御礼申し上げます。
私も谷地さんの作品を拝読させていただいて「同じだ!」って驚きました!
これを『クマゴロウ現象』と呼びましょう(笑
そんな特別なぬいぐるみが、絶望と憎悪の象徴とならない様、
キリカちゃんの心を支えるため、周りの大人たちの奮闘が始まります。
優しい大人たちに支えられて、キリカちゃん、きっと大丈夫だと思います。
現実の世界では、児童相談所が対応する虐待の相談が年間20万件以上。
これを約5,000人の児童福祉司と、約2,000人の児童心理司が対応しています。
相当な激務のようです。。
クマゴロウへの応援コメント
いつかは真実を知らなければならない。
でも、まだ真実を知るには幼過ぎる。
今はクマゴロウと一緒にお母さんを待っていようね。
時間をかけて真実を受け入れられる心になるように、スタッフがサポートをして欲しいです。
作者からの返信
わたくしさん、コメントありがとうございます!
またこちらにもご評価を賜り、重ねて御礼申し上げます。
キリカちゃんの小さな幼い心を支えているのが、
「いい子にしていればお母さんが迎えに来てくれる」
という希望なのであれば、真実を知ることはそれをへし折ることになります。
それでも、大人たちが代わりに支えになれれば、
キリカちゃんも真実と向き合うことができるかもしれません。
大人たちの支えに期待しましょう。
一方で、子どもや保護者の最後の砦である「児童相談所」、
そして、そこで子どもや保護者を守る「児童福祉司」が
限界に来ているという現実もあります。日本の現状は厳しいです。
児相職員の本当の姿、知ってください ~ 現場の訴え
(NHK WEB特集 2021/4/30)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210430/k10013003551000.html
クマゴロウへの応援コメント
キリカちゃん、いつか乗り越えていけるといいなぁ……。
でも、こうやってきちんと向き合ってくれる大人が側にいれば、大丈夫だと信じたいですね。
最後まで読んでまた冒頭に戻ると、キリカちゃんの心理と、クマゴロウの声にうるっときました。
作者からの返信
矢口さん、コメントありがとうございます!
またご評価を賜りまして、重ねて御礼申し上げます。
キリカちゃんにとって幸運だったのは、
将吾と好香が虐待の痕跡に気付き、優しい大人たちに保護されたことです。
やがて訪れる「気付き」は、本人だけの力では乗り越えられないでしょう…
それでも、矢口さんが仰る通り、キリカちゃんを優しく抱きしめてくれる
大人たちの存在は、彼女を優しく包む暖かい光となるはずです。
キリカちゃん、きっと大丈夫だと思います。
クマゴロウへの応援コメント
下東さん、おはようございます😊
この短い文章の中で、色々考えさせられました。
キリカちゃんの心の闇が、明るい方に向かっていくといいですね。
この園の園長先生は虐待にあった子供たちの強い味方になってくれそうで良かったです。
作者からの返信
この美さん、こちらもお読みいただき、ありがとうございます!
さらに「女の子の気持ち」含め、過分なご評価を賜りましたこと、重ねて厚く厚く御礼申し上げます。
ここで登場したキリカちゃんは、本編では特別編「その後の物語 2 - 林将吾と宇都宮好香」で登場いたします。
この物語の前日譚ともいえるエピソードですので、お楽しみにしていただければと思います。
現実問題として、児童相談所への児童虐待に関する相談件数は年間20万件以上、虐待によって失われる子どもの命は年間50人以上で週に約1人が虐待によって亡くなっています。
一方で、親御さんや子どもたちの最後の砦である児童相談所や児童保護施設も、対応が限界を超えていると言われています。
問題が起こってから対応するのではなく、例えば親御さんへの能動的な公的支援、親御さん向けの定期的な研修制度、企業への育休制度導入と取得の義務化などといった問題を起こらないようにするための施策・枠組みが必要であるように思います。
そして、児童虐待が身近な問題であることが一般に広く周知されてくれればと、心から思います。