第5話 先が見えない…

(少々汚い話なので、お食事中等の方はお気をつけください)


2月5日 入院3日目


 丑三つ時をやや過ぎたばかりの早朝…

 塊のような不正出血が大量に、しかも数回に渡り…

 ぐっすり眠ることもできず…

 痛みと熱と出血の不快で…

 つらい…

 どこにこんなに血が溜まっていたのか…

 出血があるたびに看護師さんと大騒ぎ…

 血の塊は検査に…


 うとうとしつつ、6時から抗生物質の点滴、8時から朝食。

 ほぼ1日ぶりの食事で、吐き気が怖かったので生野菜だけは手をつけなかったものの、それ以外は一応完食。

 前日の朝、2枚のうち1枚ぶんしか食べられなかった食パンは、1枚に減って配膳され、仕事の細かさに感動。


 日中は「船乗りプラネット」を鑑賞。

 この日もたびたび発熱はあったが、看護師さんに

「あまり熱が上がりすぎるのも良くないんですよ」

 などと言われ、保温パッドではなく氷枕で体を冷やすように。


 入院した当初、痛みと熱がなくなれば月曜日(6日)にも帰れると思うと医師に言われていたのが、その様子が全くないため、さすがに不安。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る