アイ打ち

相手が切り掛かってきたので、俺は間合いを取り、剣を構える。奴は敵国からの刺客だった。戦闘中、何度か声をかけたが全て無視された。覚悟している者の目だ。……なら、仕方ない。俺は相手の剣に自分の身体を刺しに行き、驚く相手にすかさず自分の剣を刺した。

「これで一緒になれるよ、愛おしい人」

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