罪悪感

「ありがとう……」

 森の中、子供の骸骨が落とし穴にハマってたから助けた。吃驚したが、助けないと。

「僕、イジメでこの落とし穴に引っかかってそのまま忘れられて……」

 骸骨は言葉を一旦切り、ポツリと溢した。

「君は忘れられなかったんだね」

 だって、こうなるなんて、知らなか……っ。

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