第23話 オーク村と冒険者
帰りがけに黒竜ブラックがお土産をくれた。
竜種は、暇と時間が有り余っているからか、いろいろ作ったりしているんだという・・・・
何が良い?って聞かれたが、まあ、もらえるものなら何でも!って答えた。
(ぶははは、面白いな、ケンジは・・・いいぞ〜)
って、僕の目の前に、指輪、腕輪、黒竜の玉、宝石などがごろごろと出された。
どれも、完成品?らしい。ありがたく頂いて、黒竜ブラックの巣穴から転移!して消えた。
まあ、上空まで転移して、そのまま「異空間住居」に入っただけだけどね・・・
黒竜ブラックか〜 まあ、争わなくて・・・良かった!
*黒竜ブラックの土産もの
・指輪:転移・転送
・指輪:絶対防御、超絶回復
・指輪:竜魔法の加護
・腕輪:収納(容量・大、時間経過)
・腕輪:黒竜剣:バスター:竜級
・黒竜の玉:黒竜魔法の指南書
・カット磨きされた宝石:ダイヤ5cm,ダイヤ8cm、ルビー8cm,サファイア8cm,エメラルド8cm
・ミスリル塊:2kg 5個
これらは・・・とりあえず、秘蔵!だな。
黒竜剣の腕輪は僕の腕に装着しておいた。
*黒竜剣:バスター:竜級
・刀身黒色
・使用者制限:黒竜の加護
・不壊、絶対切断、斬撃、必中、
・魔法吸収・反射、攻撃反射
・闇剣:不殺(気絶、意識を狩る)
*加護:黒竜
黒竜魔法(竜級):黒魔法、闇魔法、風魔法、水魔法、土魔法、さらに、
加護スキル:魔法創造、魔法複製、黒竜結界、変化、変身、などなど・・・・
住居に居ながら住居ごと転移!で移動して、山と草原の際あたりまで移動してきた。
なんとなく、魔物がいそうな気がしたんだけど・・・
ああ居るな、オークの集落だ。そろそろオーク肉の補充をしておこう!
奴らには特に恨みはないけど。
異空間住居から外の気配を見ていると、オークが人間を担いで村に戻ってきた。被害者は3人。服装からして冒険者か? まだ・・・生きているようだが、かなり衰弱してる。
「恨みが無い」などと・・前言撤回! 人間を攫ってくるのは駄目だろ!?
獲物の3人は、とりあえず村の端にある小屋に押し込められたな、もう抵抗する気力も無いか・・・
村の中央広場みたいなところでは、大きな竈に火が起こされて、これまた大きな鍋がかけられている。その上に櫓が組まれて、竹で組まれたかごが置かれる。
何だ? 蒸し焼き?にでもするのか?
薪かと思えば、あれはゴブリンの遺体だな・・・脂があってちょうど良いのかどうかは知らないが火力が強そうだ。
まあ、見てても・・・この先あの3人がどうなるのかはわかったからな・・・
住居から出て、まず、広場の竈に向けて氷雪ブレス!で消化して、その周囲に氷結界!を張り巡らせて逃げ出せないようにしてから、黒竜剣バスターを取り出して試し切。闇剣!で全員の意識を刈り取った。そして、スラから光射!の乱れ打ちだ・・・
気配を探れば、村の一番奥の大きな家の中に4体のオークが残っている。
キング、ロード、ジェネラル、ジェネラルといったところだ。
まあココは落雷!を家に落としてやろう。屋根をぶち抜く程度のものを3発発射させた。
運が悪い?ジェネラルが一体燃え上がったが、残りの3体がそれぞれ自分の武器をもって外に慌てて飛び出してきたよ・・・
僕も、奴らの前に姿を現す。
スラも出てきて、(主〜 スラもやりたい!)っていうので、
(良いよ、真ん中の一番でかい奴、キングだけど、やれる?)
(うん、任せて〜)
というので、じゃあ僕は両横のロードとジェネラルの相手をしよう。
キングが邪魔なので、先にその場から転送させて離してやったら、スラが飛びかかって行った。あれ?黒い闇をまとってるな〜 早速の闇魔法!なのか・・・あいつの成長も凄い!
さて、残りのでかい奴らが僕に向けて立派な大剣を振ってくるけど、まあ適当にかわしつつ、黒竜剣バスターをふた振りしてみた。
しまった! この剣じゃあ手加減が分からなかった!・・・二体の首が落ちてしまったよ・・・
スラの方を見てみれば、あいつ、闇で槍を作ってキングを刺しまくっているな・・・もう、キングの意識はないようだ。スラ! もう、そいつ死んでるぞ〜
あと、オークの残りの気配を探ってみるけど、無し・・・
一応、村の中を調査してみるか・・・
スラも弾みながら転がって行った。僕とは反対回りに探すようだな。
だいぶ壊してしまったけど、キングの家から探る。
あっ!コイツラ、結構人間狩り?やっていたんだな?
冒険者の服装、装備品、金品などがかなりある。とりあえず金品は回収させてもらう。あとは、冒険者カードが18枚・・・一応、剣やナイフなどの武器も回収、死んだ人間達のものなら、カードと一緒にしておこう。
バンス王国金貨が52枚、銀貨が66枚袋にまとめて詰めてあった。
街はここからかなり離れているけど、ここまで遠征してきてオークにやられたか・・・
スラと合流したら、スラも体内収納にいろいろ回収してきたようだ。
剣やナイフ、金貨も少しあったので、剣とナイフを僕の収納に移しておいた。
(スラ、おつかれさん! 凄いなあの闇魔法!)
(うん、ブラックのおじちゃんがね・・・教えてくれたんだ〜)
そうか、直伝か!
さて、奥の小屋に人間の女性が3人いるから、その救出に行こうか・・・
その前に・・・オークたちの死体をすべて収納しておいた。
*オーク 33体 回収
*オーク・ジェネラル 2体
*オーク・ロード 1体
*オーク・キング 1体
小屋のつっかえ棒をはずして中に入る、3人はまだ意識が戻っていないな・・・
服装も破れたりしているので、先のキングの部屋に戻って、冒険者のローブがあったので、3枚、持ってきて3人にかけてから、ヒール! 回復!をかけてやった。
「・・・むにゃむにゃ・・・ああ!〜 ココは?」
「もしもし? こんにちは? わかりますか?」
「ええ、貴方は?」
「はい、貴方方がオークに担がれてここに運ばれているのを、たまたま見かけて、助けにきました、ケンジって言います」
「そうですか? 私達は助かったのですか? ありがとうございます」
「あの〜このローブは?」
「ああ、少し、あなたたちが恥ずかしい?姿だったので、オークたちの戦利品から拝借してかけておきました、・・・あ、見たことは・・・許してください」
「いえ、はい・・・ありがとうございます」
「どうですか? 少し回復!をかけておきましたが・・・」
「はい、傷みはありませんし傷も癒えているみたいです」
「そうですか、それは良かった」
「ところで、オークたちは?」
「ああ、もういませんよ、大丈夫です。安全です!」
と、急に安心したのか? 泣き出してしまったよ・・・これは、少し放置だな。
小屋を出る前に、クリーン! 清浄! と再度、回復!をかけてあげて小屋からでた。
キングの部屋から、使えそうな冒険者の服装を回収して、小屋に戻ってみれば、3人が小屋の前で、オークの居なくなった、自分たちの安全を確認しているようだな。
「ここに、とりあえず、使えそうな服装があります。よければどうぞ?」
って、魔法鞄からいろいろ服装を出してあげた。
3人は、そこから適当に掴んで小屋の中に入っていったから、まあ着替えるつもりなんだろうな・・・
そのまま外で待っていると、着替えて、小綺麗になった女性3人が出てきて、
「あの・・・ありがとうございました、助けていただいて!」
「「ありがとうございました」」
って、他の二人の声も聞けた。良かった!
話を聞けば、3人共Dランク冒険者で、この近くにオークの目撃情報があって、その調査依頼が出ていてその依頼を受けて遠征してきて・・・そしたらオークの集団に出会ってしまって、捕まって意識を失ってしまったということだ・・・
ということは、まだ、なにもされてないな・・・
「はい、体は大丈夫みたいです・・・本当にありがとう!」
3人は、エリカ、カリン、マリカという名前で、みんな23歳。よく見ればみんな美人さんだね。
もう一度、「僕は、Cランク冒険者のケンジです、あなた達が無事で良かったです」
「えっ!Cランク? それで、オークを殲滅できるんですか?」
「ははは、できちゃいましたね〜」
と、スラも出てきたので、
「あ、こいつは僕の従魔のスライムのスラです。こいつも強いですから・・・」
「あ、可愛い! 強い?って?」
「そうですね〜 オーク・キングくらいなら、スラだけで・・・でも、これ秘密!でお願いしますね」
「うふふふ・・・解りました。・・スラちゃんもありがとう!」
まあ、もの解りの良いスラが、それを聞いて、ピョンピョン飛び跳ねて喜んでいるけどね〜
「何か・・スラちゃんも喜んでいるみたい・・・」
「うん、こいつ、できるヤツ!なので・・・」
「そうみたいですね・・・」
などと、まあ3人の中でも、はじめからよく話してくれてるのは、エリカさんだね。
カリンさんと、マリカさんは、・・・
「ああ、ごめんなさいね、私ばかりしゃべってて・・・二人は、人見知りで・・・」
「ああ、構いません。僕はこんなヤツなので、女性としては警戒するのは当然でしょうから・・・」
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