這いずる
三日くらい前だろうか。
夢の前半は全く覚えていないが
最後のあの
僕の足元にモジャモジャ黒い
猫のような大きな毛虫のような何かが
赤く光る大きな目で僕のことをじっと見つめていた。
足に登ってくることはなく
ぐるぐるとずっと僕の足元を這いずり回っていた。
それは一匹ではなく、二匹
いや、辺りに同じような黒い何かが同じ動きをしていた。
そこに僕は立っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます