傷ついた男

エピローグ＆後書き

　満

　彩乃と日向の3人で仲良く暮らしている。2人目が欲しいという彩乃の願いを叶える為に頑張っているらしい。

　彩乃

　賑やかなのは照れ隠し。今まで付き合った男は自己中な男ばかりだったので優しくされる事に慣れていない。満の優しさに包まれて幸せな生活を送る。

　日向

　常に両親のどちらかが傍にいるのであまり泣かなくなった。ママもパパも大好き。遊びに来る人達も好き。

　秋夜

　念願の紗奈との子供を授かる。妊娠したと聞いたのは夜。嬉しさのあまり雄叫びを上げたので親父さんにまた殴られたらしい。

　少し成長した息子は秋夜によく似ていると昔からの知り合いは口を揃えて言ったらしい。秋夜は喜んでいたが…

　紗奈

　息子が産まれてすぐに娘も授かった。優しい母親として…良き妻として幸せに暮らしたという。

　紗奈の両親

　紗奈が優しく育ったのは両親に溺愛されていたから…当然、孫も溺愛する。義息子が1番手間がかかると言いながら親父さんは笑っていた。

　秋夜の両親

　息子が帰ってこないのでこちらから藤本の家に遊びに行こうという結論に達した。しばらく見ない間に秋夜の母は色白になっていたそうだ。

　無職

　課長と仲良く暮らしている。課長が子供が欲しいと切実に願っているのを理解しているので頑張っているらしい。

　仕事は続けているが、前よりは時間を減らして課長との時間を増やしたそうだ。

　課長

　歳の事を少し気にしているが、子供は諦められないらしい。無職と結婚してからは積極的になった。

　紗奈や彩乃とは仲良くやっているらしい。

　佐伯

　出所後、逃亡生活をしているが…どこに逃げても見つかってしまうらしい。無職が手を回しているとは知る由もない…

　佐伯父

　経営者としての手腕は錆び付いておらず、アドバイザーとして尽力する。仕事に没頭する姿はまるで罪滅ぼしのように見えた。

　佐伯母

　簡単に楽なほうに行く癖があり、気付けば借金を押し付けられたりしていた。悲惨な生活は終わらない。

　鈴音

　上手く金持ちの後妻になったというが…彼女が笑った姿を見た者はいない…

　なんか凄く大変でしたが…楽しかったです。このペースで書いたのは久しぶりですね。皆様のコメントを読みつつ書いていたのでかなり軌道修正していた気がします。

　元が2500字程度の話だったのに書き終えると50000字超えてました。なんでこうなった…

　このキャラならこうするかな～。とか適当に書いてたら作者も予想していなかった展開になってました。不思議ですね。

　気付けばハッピーエンドになっていた事に首を傾げつつ今回の話は完結とさせていただきます。