学園での変態妹となるべく遠ざかりたい私


あの勝負に負けてから、一日が経ち私はいつも通りに学園へと向かう


その過程で、友達や学園の生徒達とすれ違って朝の挨拶をしていく


いつもの日常、いつもの光景、在り来りだが変わらない日常がこれからも続くと思っていた私


だけど、妹の秘密を知ってから1週間が立とうとしていた。


最初に妹の行動が、おかしくなってから半年、そして私自らが調べようとして数ヶ月、妹が学園の用事で遅れると言って部屋を見た3日前そこからの流れで対戦することになった昨日


色んなことがあったその中で私は、罪悪感にも似た苦しみと妹に対する恐怖感、最後にこの意味がわからないぐらいの分からない感情


そんなモノを抱いた状態での学園登校、そして教室は、妹と一緒というなんとも言えない感情に、悩まされるのかと、思いながら私は学園と到着する


こんな感情を抑え私は


「はぁ〜〜...ふぅ〜〜.....────よし!頑張るぞ!!」


私は気合いをいれて私の教室に向かうのだった



教室について、いつものメンバー、仲良く話すクラスメイトで友達達に挨拶をする


「みんなおはよ!」


『『『おはよう、長塚さん∕郁∕郁ちゃん』』』


皆からの返事か帰ってくる、ここまではいつもの日常で、ありふれた私の穏やかだと思える日々、だけど


「───────」


妹の咲からの視線がこの日から、強まるたまにしか私を見ることは無かった咲が今日は、私に何かを訴えるかように視線を私に向けてくる。


私はそれに対して、気付かないふりをしながら過ごす。


それは不思議なぐらい、焦りを模様した、だけどこれに耐えなければ、私の心と家族としての妹に対して示しがつかないと思え必死に耐える


友達達は少し不思議そうにしていたけど、悟られないように私はいつも通りに振る舞う


それから先生が来て、朝礼を始めた時には咲は視線を向けることはなく普通に話を聞いて大人しくなる


それからは咲の目線はピタリと止まった


1時間目から3時間目まで、咲は私を見たりはしなかったが、お昼休憩に入り、私といつものグループで食事をしようと皆が私の机近くに集まる


『ほら、食べよ食べよ』『ここの机貸してもらうね』『今日は何が入ってるかな〜』


皆が机をくっつけてようとしていた時


「ねぇ、おねぇ私も一緒に食べていい?」


そう言いながら私の後ろに立っていた咲が私に声をかける


「え、あ、ううん大丈夫...だよ、みんな、妹も一緒に食べてもいい?」


私は一緒に食べる友達達にそう聞いてみると


『全然大丈夫だよ』『私も問題ないよ!!むしろ大歓迎だよ!!』『うん、問題なし、それよりも早く私は食したい!!』


3人ともそれぞれ違うけど、了承を得る、そんな咲は、近くの机を引っ張ってきて私の横に並べる


それに驚いてはいない、どうせこうなるだろうと思っていたから、そう咲が来た時点で、こうなるだろうと言うイメージは出来ていたので、心は多少平気だが、あの咲がこう、近くに居るということにはプレッシャーでしかないため


平然を装っているが、心の中では心臓と体の中の危険心音が鳴り響くような錯覚に襲われる


だけど、ここで諦めたら私は私でなくなりそうだったから必死に耐える


それから皆でお昼ご飯を食べる、もちろん私と妹のお弁当は、一緒と言っていいほど同じなので交換などのイベントは回避出来るが、それでも隣にいて何してくるか分からないと言う、危機感を抱えながら食べないといけない。


でも救いなのが、周りに友達がいる事だ、それだけでまだ耐えることが出来る


「おねぇ、はい、あ〜ん♡」


(な、なん..だと!?周りがいるというのに、こんなことをしてくるだと!?)


私はその行動に戦慄しながら、助けを求めるように、周りを見るのだった




◆◇◆◇◆◇◆


〘あとがき〙


学校で、お昼に恋人?でもないましてや妹にあ〜んとか、我々の業界からしたらご褒美ですよ〜


ということで、どうも作者の想歌ちゃんです(´・ω・`)


少し色々ありまして、お知らせがあります。


次回の更新なのですが、この小説以外もですが未定となる予定です。


その事は、明日の朝9時に近況ノートの方に乗りますのでよろしくお願いいたします。

(>人<;)

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