本屋での出会い
永遠の絆
第1話出会い
(アタシは、ヒロインA、今日から、この本屋で、バイトを始める、だぁ~
この本屋は、地域で一番の品揃えなんだよね~、楽しみだなぁ~、この前下見に行った時、店員さん同士仲良しで、雰囲気も良かった、男性の店員さんと女性の店員さんがほぼ同じ数だったのが、良かった、働くのが楽しみだ)
ヒロインAが、心弾みながら、バイト先に到着すると、
バイト先の入り口に男性店員と女性店員がヒロインAの元に歩み寄って来た。
「この時間に此所に来ているって事は、君が先日、マネージャーが面接して、採用したヒロインAさん?」
「はい、そうですけど、あなた達は?」
ヒロインAは、突然、話かけられ警戒する。
「あぁ、自己紹介まだ、だったね、僕は、この本屋のバイトリーダーで、君の教育係だよ、で、こっちの女性店員は」
「貴女の教育係でサブリーダーよ、宜しくね」
「ヒロインAです。今日から、よろしくお願いします。」
ヒロインAに話し掛けて来たのは、教育係になる、バイトリーダーとサブリーダーの二人だった。
「じゃあ、スタッフ用の通路と扉の解錠の方法を教えるわね、付いてきて頂戴」
ヒロインAは、サブリーダーとバイトリーダーの後をついて行き、スタッフ用解錠の方法を教えてもらい、バイトリーダーから、男性店員と女性店員の更衣室は、別々の場所になっていると聞かされて、サブリーダーの後をついて行き更衣室の場所や使い方も教わり、自分のロッカーが用意され、と扉を開けると、制服が袋にたたまれた状態でロッカー内に置かれていた。
「それが、貴女の制服よ、破損させないでね~」
「はい」
ヒロインAが、支給された制服に着替え、サブリーダーにミーティングルームに案内され、ついていくと。
「あれ、あの~、これで、全員なのですか?この前来たときより、少ないような気がしますけど」
ヒロインAが、ミーティングルームに居た、残りの店員を見て愕然とする。
「あ~其れは、君が見た時が、彼等の最後の勤務だったんだよね~」
バイトリーダーが、改めてこの本屋の状況をヒロインAに説明した。
「えっ、バイトリーダーさんとサブリーダーさんと店長とマネージャーと私だけで、この前まで在籍していたメンバーは、企業に内定貰って辞めたって事ですか?」
「うん、そうよ、今は、兎に角猫の手も借りたい状況なのよ」
「まあ、そう言う訳だから、時給を高めに設定してあるから」
バイトリーダー、サブリーダー、店長の順番に発言をして、ヒロインAに期待する。
「はぁ~、改めて今日からよろしくお願いします。」
その場に居た全員の自己紹介が終わり、ヒロインAは、試験中は、検品と品出し、整頓の第一段階をクリアすることが目標となった。
月日は流れ、ヒロインAは、飲み込みが速く要領も良いため、半年間の試験中が2カ月半で終わり、今ではバイトながら時間帯責任者に就いている。
ヒロインAは、中性的美少女の為、それを目当ての客が、来店し、購入していった、為、この本屋の売り上げが、爆上がりして、グループトップクラスを争っている。
ヒロインAは、現在、小説家の卵の男性と交際している。
本屋での出会い 永遠の絆 @bannku
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