映画を見終わった後に感じる喪失感……名作ほど感じますね。許せないです。
彼は劣等感・無力感を感じるようですが、あまり経験はありません。他人事だからでしょうか。想像力が足りませんね。
教授も慣れない映像授業を控え、準備に追われていたことでしょうか。2年目となれば、お茶の子さいさい。すいすいと進んだことでしょうか。
そして自転車は無事だったかどうか。安否が気になります。なんちゃって。
応援しています。
読み合い企画から来ました。ハラハラドキドキの導入で面白いですね☆ しっかりと読ませて頂きます。
編集済
重め、濃いめ、バトルマシマシで。の企画より参りました。
指摘希望ということで、二話まで読んだ上での忌憚ない感想を書きます。
正直感想しか書けないもので、もし不愉快なら削除頂いて構いません。
感想を書くにあたって、二読しています。
とりあえず一話分を書きましたので、希望があれば二話も書きましょう。
>子供の頃に何度も掲げた夢。同じ夢を持っていた人は少なくないだろう。
「夢を掲げる」という表現は、ドリームではない「目標」に使うものです。
この場合は具体性やゴールがないので違和感があります。
「何度も見た夢」などの方が適切でしょう。
>「幸せの幸こう」と自己紹介するのが好きだった。
端的にキャラクターの性格が伺えて、いいと思います。
>傍から見たら凄惨な状況だと認識されるだろう。
この「凄惨」は、おそらくパンデミックで閉塞した一年についてのものだと思われますが、「パソコンの前で資料と教授の顔を横目にソシャゲのガチャで爆死していた、という訳だ。」の後に続いているので、ガチャの爆死が凄惨なように読めます。
置くなら、「ただ単位を取るだけの大学生活1年目を過ごしてしまった。」
の後にした方が、誤読を防げるかと。
>そもそも今の社会にはヒーローなど必要とされてはいない。
ヒーローの定義にも色々ありますが、偶像としてのヒーローという意味では、
確実にニーズはあるのでは、と違和感を感じました。
野球とか将棋とかスケートとか、いますよねヒーローたくさん。
いわゆるマーベル的なヒーローについても、そもそも存在しないので、
「必要とされていない」という考えには疑問が浮かびます。
「いないけどいたらいい」と思う人が大勢いるからフィクションが存在するわけですし、それは「必要とされている」のでは?
> 暗がりでよく見えなかったが、確かに幸の前方の空間にレンズの歪みのようなものが発生していると確認できた。
「確認できた」と書くと、いかにも説明風です。
「発生している。」で切った方が現実感が出るかと。
>何が起こったかが理解出来ずにしばらく幸は呆然としていたが、やがて肩の痛みに気がつく。
>「痛っ……てて」
>(爆発? ガス管の事故か……?)
> 様々な憶測が頭の中に駆け巡るが、その全てが眼前の光景によって否定される。
肩の痛み。何が起こったかの想像。
説明が重複しているので、文章がもっさりしています。
一文で伝わるなら不必要な説明は削った方がよいです。
物語にスピード感を出すには、簡潔さが大事です。
>一昔前の映画の怪獣のような風貌で
怪獣が多すぎて、イメージがまるで固まりません。
特に怪獣という言葉は主に日本の怪獣映画由来なので、マーベル的なヒーローものと繋がっていない点からも違和感があります。
怪獣を相手にするのは、ウルトラマンくらいですからね。
ここは「怪物」とか「クリーチャー」とかの方がらしいかと思われます。
>月明かりに反射するぬらぬらとした肌や、暗めな体表の色とは対照的な純白の大きな牙がまさにその類のものであることを強調していた。
描写が部分的すぎて、全体像が全然伝わりません。
細部よりまず、「具体的にどんな怪物なのか」が求められる場面です。
動物に例えるとか、映画に登場したアレに似てるとか。
>体長は10m程あり
「体長」は、おおむね動物の「体の長さ」を示す言葉です。
たとえば頭から尻尾の先まで(これは全長ですが)で、横からでないと確認できないので、路地にいる主人公が把握するのは無理だと思われます。
もし高さのことなら、「体高」にすべきです。
いずれにせよ、これだけ巨大な怪獣がどう路地に収まっているのか、まったく説明がなく、絵面が浮かばないのは問題です。
たとえば「左右の家を踏みつぶし、路地をまたぐように」とかならわかるんですが。あるいは歪みの先に、謎の空間が生じていてそこに立っているとか。
いずれにせよ、読者が思い浮かべられる状況説明は必要でしょう。
特に路地を通る必要性がないなら、ここを削った方が早いかもしれません。
>その声の主が段々と近づいてくる。そして倒れている幸の近くで女性は止まった。
「よく見えない歪みに気付いて引き返したところから3m吹っ飛んだ」くらいなので、歪み=怪獣?からはさして離れていないと思われますが、ここの描写はかなり時間をかけて女性が近づいて来る感じで、ん?となりました。
距離が10mくらいなら、すぐに駆け付けてくる方が適切な表現かなと。
仮にも助けを求めているんですし。
>寒空の下、その声は怪獣の怒号とともにビルの合間に響き渡った。
えっ、ビルの合間なんです?
怪獣はどこに? ビルに挟まってるんですか?
※ ※
一話を読んだ上で感じたことは、総じて描写が曖昧なことです。
アクションやバトルを文章で書く上で、読者の身近に存在しない敵や能力を伝えられるのは、作者の描写だけです。
場所や環境もそうです。読者と土台を共有していなければ、キャラクターがどう動き、どう戦っているのか、いずれ伝わらなくなります。
一話の段階でそこが適当だと、この先のアクションも期待できないなと、思われても仕方がありません。
少なくとも私にはそう感じられました。
誤解ないよう付け加えますと、私は描写をもっと増やせと言いたいわけではないです。描写は多いほど読みづらく、スピード感が減じますので。
無駄な説明を削り、必要な情報を的確なタイミングで描写する。
ここをまず目指されるべきではないか、と思いました。
アクションはおまけ程度な小説ならそこまで突っ込みませんが、煽り的にはそこが売りと言うことですので、辛めに指摘させていただきました。
一応二話まで読みましたので、同じ調子でよければもう一話分、感想を書いても構いません。判断はお任せします。
作者からの返信
こんなに丁寧な感想をありがとうございます!
まさに、まさに私はこういうバッキバキに辛口の批評・感想を求めていたので本当に嬉しいです。
まずご指摘を受けてやっぱり、と思った部分は私の「伝える能力」の不足ですね。
私自身の中で映像はきちんとできているんですが、それを文章におこす段階になると途端にポンコツになってしまい、映像が浮かんでいる私には伝わっても文章のみで伝えられた読者の皆様にとってしてみれば極めて不親切な文だなと私も改めて読んで感じました。
入れるべき描写を省いたり、逆に特に必要のない説明に文字数を割いたり……その辺の癖は今現在でも治っているか怪しいのでもう一回全体を確認したいなと思いました。
あとは文章のスピード感と言葉選びの雑さ、特に後者は本当にやってしまったなという部分が多々見受けられました。書き始めたころのテンションと勢いだけだった自分を助走着けて殴りたいと思うほど恥じております。
「アクションが売り」と言ったからには絶対に逃げたくないので上記の反省点をきっちり見直して、続きが気になると言ってもらえるような完成された一話に仕上げていきたいです。
出来ることなら、第2話の感想もいただけると嬉しいです。
さらに出来ることなら! その先も読み進めていただけると嬉しいです!
多分おそらくきっと先に行くにつれて面白くなっていくと思われるので……
……同じような指摘をさせてしまうかもしれませんが。
重め、濃いめバトルマシマシで。な企画に参加させていただきましたので早速コメント失礼いたします!
私は家系では固め、薄め、普通or薄めですが、そんな事よりもヒーローの誕生に立ち会うワクワク感そのまま、続きを読ませていただきますのでよろしくお願いいたします!
作者からの返信
私は初心者だったので友人に勧められた固め、濃いめ、油多めしか食べたことないので薄めにも今度挑戦しようと思います。
少しでも楽しんで読んでもらえると大変光栄です。ぜひこの先も読んでみてください!
初めまして。
企画の趣旨のもと、流石にノータッチなのもどうかと思い立ち寄らせていただきました。
私も他の誰かにとやかくものを言えるほど筆が立つわけでもないので、あれやこれやと差し出がましく言えませんが、単純に文章力に関しては素人感想としては悪くはないと思います。
私一人が多くを語っても仕方ないですが、一人称視点や三人称、複合的な三人称視点(俗に言う神視点)のいずれが自身の作風に当てはまり、それと同じ語り方をしている方々の作品などや商業作品を読みながら自身のものと見比べて、良いと思った技法などを盗んでいかれると良いと思います。月並みなことしか言えませんが。
私も含め、これから栄達、向上をしていければと願います。創作活動頑張って下さい。
企画から来ました。
今のところ"稚拙"とは全く思いません。情景描写、心理描写に違和感ないです。私もヒーローが好きなのもあってワクワク感、面白くなりそう感満載です。
続きも読ませて頂きます!
特撮ヒーローものが大好きなので今後の展開が楽しみです!
ゆっくりと読ませていただきます。
素敵な創作ありがとうございました!