第7話 発達障害
自分は発達障がいだと病院で診断を受けた。高校三年生のときである。クラスに適応できなかったからだ。友達もいなかった。
自分は無口だった。出っ歯であるのがコンプレックスであまり喋りたくなかった。人と比べてしまうくせがあった。成績も途中で落ちた。あるときから、スイスイ落ち着いて問題を解くことができなくなった。
学習障害も混じっているのかもしれないと疑った。リスニングが苦痛だった。
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