第4話 貸本屋

まだ昭和の40年代頃までは、貸本屋という本屋があった。


貸本の料金は、大体5円から30円位だったと思う?


定価の1割が、目安の料金だったはず?


それを3日〜1週間ぐらい借りられたはず?


そして大体が小説なんだが、稀にマンガ本がある店がある。


そして借りて返してをくり返す、実際あの頃は買って! 読んで! 売るの3行動。


私の場合は買って! 読んで! そのまま集めるの3行動だったが!


上の方の?マーク3つあるのは、私は借りた事が無いのである!


古本屋と思って入って値段を見たら安かったので、番台のおじさんにお金を払うと「身分証」と言われ「無い」と答えると「貸せない」と言われた。


「売る料金は此処に書いてある金額でしょう?」


「違うそれは貸賃で売るなら定価だよ!」


「此処は古本屋じゃないの?」


「貸本屋だよ、売るなら定価だよ」


そんな事で私は本を棚に返し帰途に着く。


これが生涯一度の貸本屋体験です!


古本屋と同じで番台(会計)の後に本が有れば買い取った本だと思うよ。


まさか返却された本だとは思っても見なかった。


※もし昭和の時代に、貸本屋の経験者の方又は借りた事のある方! 価格や日数を間違っていたらごめんなさい※




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