本屋(近所の本屋さん)

川向こうのジェロ吉さん

第1話 漫画コミックとの出会い

僕が最初に本屋さんで、自分のお小遣いで

買ったのは、男一匹ガキ大将のコミックを

買った時だ、

その年の初めにお年玉を貰って貯めていると

兄が一緒にコミック本を買って、見せ合いっこしようと

持ちかけてきた、

当時一冊240円男一匹ガキ大将のコミックは全20巻

4800円もする。

半分の2400円その位ならお年玉で出せる

「うん良いよ買ってくる、残りのお金頂戴」手を出す

「俺のお年玉銀行に預けてあるから、お金出しといて!」

「えぇ絶対返してよ」

この時兄の作戦に掛かったとは思っても見なかった!

本屋さんは歩いて5分ほどの所にある

ドアを開けると、会計のカウンターが左側に有り

真ん中と左右の通路に、本棚が向かい合って並んでる

男の子用のコミックは真ん中通路の手前左側だ

ジャンプコミックは真ん中辺にある

男一匹ガキ大将のコミックを見つけて、棚から会計に

「こんなに買って大丈夫かい」おばちゃんの言葉

「大丈夫お年玉あるから買えるよ」

「なら4800円だよ」

僕はお金を渡して紙袋にコミック本を入れてもらい家に帰った

「買ってきたのか、先に一巻読むぞ」

「良いよ」(金を寄越してから読めよ)

仕方ないと思いつつ他の巻より読み始める

全ての巻を読み終え面白かったと思うのも束の間

「とりあえずお前が持っていろマサシ(仮)

読みたい時に借りる」

「えーお金は?」

「コミックはお前に預けておく、俺の持ち物になったら

金は払う、貸賃は無しだからな半分は俺のコミックだ!」

『さて皆さんどう思いますか、兄は金を払わず

置く場所も僕の部屋、半分の権利、貸賃無し・・・

騙されたと思えば良いのだが、純粋少年の僕は

このコミック本全部僕の部屋に、飾れると思って喜んだんです』

そして味を占めた兄により次のコミック本を提案されたんです

「ハレンチ学園のコミック10巻まで半分づつ買おう

とりあえずお年玉で買っといて後で半分払う」

「分かった、買ってくる」

また本屋に向かう

「ジャンプコミックと・・ハレンチ学園はあった

10巻まで」

会計に行くと今度はおじさん

この人は朝、神田まで本を仕入れに行く

今みたいに、送られてこないので

仕入れも店主の役目だ

「こんなに買って大丈夫かい」

「大丈夫お年玉あるし、半分は兄のお年玉」

(よく考えたら全部僕のお金?)

またコミックを買って、家に帰って兄と読み合い

「またお前の部屋に置いてくれ、読みたい時に借りに行く

半分は俺の物だ、貸賃無しだからな」

「分かった、預かっておくよ」

これが僕のマンガコミック本のデビューです

今では5万冊を超え読めない本もありますが、

この出来事が無ければ、この趣味は始まりませんでした!

~~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしたか、私とマンガコミックの

出会いを書きました

コミックも集めていると思いでも重なります

今ではマンガも日本の文化として認められています

ここまでくるのに、変人奇人オタクなど言われてますが

全て過去の事

50年前から1番最先端を見てきたと今なら言えます

近い将来私のコレクションのコミック達を皆様に

紹介したいと思います!!













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