高校時代に書いた詩二編

ピエレ

不幸

 窓を開けると

 落ちて来た

 僕の湖に

 

 あれは星だ

 僕には分かる

 深く沈んで

 よく見えないけど


 ああ

 随分長く

 倖せを

 探して来たけど

 それは

 ここにあるのか


 窓を閉じた時 

 湖は

 涸れていた


 だけど

 胸の中に

 残っていた

 それは

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