第1章 幼馴染な2人  第2節 優秀な好青年吉田二郎(24)

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 ハァッ、ハァッ、ハァッ…。


 早朝5時。


 吉田二郎よしだじろうは、

自宅から1km離れた公園に向かって走っていた。


 中学生の時から

陸上部に所属していた24歳の二郎は、

天候が許せば、早朝ジョギングをしていた。



 二郎は個性的な顔立ちをしているが、

学生時代から

ずっと陸上部に所属し続けていたので、

かなりスマートな体型をしている。


 現在も毎日マラソンや筋トレをしていて、

色白細マッチョであった。



 往復で2kmの道のりは、二

郎には物足りない。


 15分ほどで自宅に戻ると、

今度は筋トレを始めた。


 30分ほどでメニューを終えて、

シャワーを浴びて、朝食を摂り、

ボランティア先の『ひばりの家』に向かった。

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