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  • 掛川由布子版と同じ本屋ということですよね?
    本屋という一つの場所でも、人物が変われば思い出も変わる。
    そして、一人は本を買い、一人は店主に本をもらう。
    なんとも印象的な場面でした。

  • 家から出られないからこそ、詩の世界に入り込んで想像する。
    それが、沙智さんにとっての生き方だったのですね。
    その縁も、本屋さんが閉じなかったからこそ、続いたような物でしょう。

    作者からの返信

    読んでいただき、コメントもありがとうございます。沙智は詩の世界で遊んでいたけれどそこは無限の広がりをもっていました。圭は決して沙智が不幸ではなかったと信じたかったんだとおもいます。

  •  主人公の一人称から察するに、女の子同士だと察しました。
     物語は回想での登場で、沙智がリアルタイムに主人公と接する場面はありませんでしたが、詩を読んで想いを馳せる姿が思い浮かびます。
     詩が好き。
     病弱という事柄から、私の中で沙智は、ウエーブがかった亜麻色のロングヘアーで、カーディガンを羽織った、いつも笑顔を絶やさない少女。大人しい性格で、物腰柔らかな口調で話す。
     そんなイメージが浮かびます。
     沙智は、亡くなったのでしょうか。
     状況として悪い方向に考えてしまいますが、明確なことが書かれていないだけに、私は沙智が治療の方法や手術による快方に向かっているのではないかと、勝手な想像をします。
     きっと元気になって、また主人公に会いに来る。
     そして、お気に入りの詩集を主人公と二人で広げている姿を想像します。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
    題名に漆野圭と主人公の名前があるのに、本編で出て来ないというとんでもない書き方をしてしまいました。
    補足説明です。漆野圭は女子高生で、沙智とは中学生の時に本屋だけの付き合いでした。本屋は沙智にとっては本当にたった一つの外の世界だっつたんです。
    ちなみに詩集は中原中也です。沙智の世界の春夏秋冬は中原中也の詩の題名です。
    777文字にするために全部省いた情報です。
    いやー短いのは難しい。でも漆野圭はまた出したい。いや出します。
    自分でハードル上げてるなー!

    またよろし苦お願いします。