名も亡き神殺しの英雄譚!
kuro
少し長めのプロローグ
プロローグ
「シドー、貴方はとても
それは、幼い頃俺達の
そんな彼女だったからこそ、俺はシスターの言いつけを守ろうと思ったのだから。
「人の目を見て、声を聞き、心に耳を傾けなさい。
シスターの言葉を
・・・ ・・・ ・・・
其処で、俺は目を
「ずいぶんと、
俺こと
親代わりを
俺は朝のシャワーを浴びた後、朝食を適当に済ませ
「よう、今日はずいぶんと
「そうね、何時もより十分以上も
俺をからかう幼馴染二人。
そんな二人に、俺は少し
「今日は懐かしい夢を見ていたんだよ」
「懐かしい夢?」
俺の言葉に、オトメが首を
「どうせエッチな夢でも見たんじゃないのか?オトメの
「なっ!?」
ゼンの言葉に、オトメが顔を真っ赤にする。ゼンは俺がオトメに
けど、今回はそれは
「違うよ、シスターの夢を見たんだ。あの人が以前俺達に言った言葉を思い出していたんだよ」
「……………………」
「……………………」
シスター。彼女の存在は
気まずい空気が流れる。
「……まあ、ともかくさっさと行こうぜ。早く行かないと学校に
そう言って、いつもの
俺達の足元が急に
「え⁉」
「な、何だ……‼」
「これは、一体……」
足元の輝きはやがて形を変え、円形の
・・・ ・・・ ・・・
気付けば、俺達はスカイブルーと純白の空間に立っていた。
「こ、此処は
「何で、どうして私達が‼」
「…………」
三者三様の
「落ち着くが良い、人の子よ……」
とても
まるで、落ち着けと言われたから落ち着いたかのように……
他の二人を見ても、どうやら同じらしい。二人とも不自然なくらいに落ち着いた顔をしている。どうしてか、感情の
「我は
その言葉に、俺達の身体は一斉に跪く
いや、身体だけではない。俺の
分からないけど、そう推察するのが
「全能なる神が
その言葉に、俺達は一斉に頭を下げた。もはや
「では、行くのだ‼」
そうして、俺達はその日全てを
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