　え～、と言う訳でですね。４つ目のお題が発表されましたね。皆さんはもうサクサクと書き終えましたでしょうか。今回はかなり縛りがキツいので、思いつく人は速攻で思いつくでしょうし、そうでない人はかなり難産になるのではないかと思います。私は後者でした。うう、スタートダッシュに遅れたやん（涙）。

【3/10 11:59締切】KAC2023 第4回お題「深夜の散歩で起きた出来事」

　お題がこれだからって、普通に深夜の散歩を描写するだけってのも芸がないでしょう？　だから意表を突く展開を考えていたら、何も思い浮かばなくて大変でした。特に単独短編は何度もプロットを書き直す始末。

　色々考えた結果、結局は分かりやすい話に落ち着きましたね。７７７文字作品の方がシュール過ぎて突き抜けちゃったからだろうなあ。反省。

　では、そんな難産の末に生まれた作品達を軽く紹介しますね。

　異世界魔法少女真依　～深夜の初変身～

　あなた、トリって言うのね！

　サブタイトルはトトロの名台詞のパクリです。いいじゃないですか、このくらいなら。私、この連作短編で４話を前日譚にすると最初から決めていたんです。だから、この異世界魔法少女真依の話だけはスルスルっと苦もなく出来ましたね。

　未成年の女子が深夜に散歩すると言うシチュエーションが少しモラル的にアレではありますけど、お題がお題だから仕方なかったんだッ！

　展開的にはガチでテンプレですけど、変に察しがいい流れとかで独自性が出せたかなと思います。単に文字数を減らしたかっただけなのですけどね（汗）。

　満月散歩

　それは満月の夜の不思議な出来事

　で、何度もプロットを書き直して何とか形になった単独短編がこの『満月散歩』ですが、最初は７７７文字作品と同じシュール路線でプロットを書いていたんですよ。でも朝起きた時に違うなと思い直しまして。ちょっとハートフルな感じにしてみました。

　満月の夜に深夜の散歩を楽しんでいた『俺』が、不思議な出来事に巻き込まれてしまうと言う物語です。ここであんまり内容を書くとネタバレになって読む楽しみを半減させてしまうので、紹介はこのあたりにしておきましょう。まぁ、ベタベタな話だと言う事は言っておきますね。

　不思議な夜に彷徨って

　転がる夜

　深夜の散歩のイメージを広げて、ただただ思いつく展開を文章化していきました。そこに物語性はありません。『ぐちゃぐちゃ』の時にシュールな展開に出来なかったので、今回はシュールに特化したんです。

　するとまぁ、何だか訳の分からない物になってしまいまいしたとさって言うね。

　物語を求めていた方には申し訳ありません。でもこう言う方向で攻めたかったんです。次回以降はまた考えます。まあでもお題次第ですけど。

　今回はかなり話を思い付くまでが大変でした。思いついてしまえばいつも通りの調子で書けましたけど。とは言え、やはり３作品全てがファタジー的な展開をする話です。やっぱり自分はそう言う話しか書けないのだろうなぁ。

　ここは皆さんの作品を読んで、それ以外の話の書き方も勉強するっす！　よろしくお願いするっすよ！

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