散文。あるいは言葉を紡ぐ人たちへのエールみたいなもの

シンカー・ワン

YELL

皆様、いかかお過ごしでしょうか?


書き手の方、新しい話のアイディアは出ましたか?

え、既に執筆中? これは失礼。


で、今度はどんなお話ですか?


光線銃が唸り宇宙船が飛び交う、スペースオペラ?


剣と魔法と半裸の美女の、異世界ファンタジー?


「あなたが好きです」と想いの丈を告げる、恋愛物?


鉄の巨体がぶつかり合う、ロボットファイト?


訳あり浪人の剣の技が冴える、人情時代劇?


運命を変えようと奮闘する、心優しき悪役令嬢?


互いの正義をかけて戦う、バトルアクション?


名探偵、皆を集めて「さぁ」と言う、推理物?


彼女とあの娘、どっちを選ぶかラブコメディ?


暗闇から静かに忍び寄る恐怖を描く、ホラー?


若人たちの、情熱あふれる青春ドラマ?


人の生きざまを描く、純文学?


幼子に詠み聞かせるための、童話?


舌鋒鋭くもの申す、エッセイ?


きらめく言葉の散りばめられた、詩?


自分ならこうする、の二次創作?


それとも、それとも……。



書く人あれば、書く人の数だけ物語が生まれる。

あぁ、なんとも素敵で楽しいことではありませんか。


そんな数多あまたの物語の中から、どこかの誰かが、

あなたの作ったお話を読んでくれるかもしれません。


応援してくれたり、レビューや感想を書いてくれたり、

もしかしたら、お気に入り登録してくれるかも?

相互ユーザーになってくれるかもしれません。

うん、想像するだけで嬉しくなりますよねぇ。


だから、ね?

書きましょうよ皆さん、作品を。


あなたにしか書けない、

あなたが作ったキャラクターたちが動く、

あなただけのストーリーを。


それはきっと、どこかの誰かに届くでしょう。

どこかの誰かの心を動かすでしょう。


だから、書きましょうよ。


何もしないでいるのなんて、つまらないですよ?

送りましょう、どこかに居る誰かに、あなたが綴る物語を。



さぁ、頭をひねれ、ペンを取れ、キーボードを叩け、画面をタップしろ。

あなたの思いを形にしよう。



私は、書く。

いつか、私の書く物語が、どこかの誰かに届く。

そのことを信じて。

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散文。あるいは言葉を紡ぐ人たちへのエールみたいなもの シンカー・ワン @sinker

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