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  • 初夏への応援コメント

    自主企画応募ありがとうございました。
    モチーフであったりシチュエーションにものすごく気を遣われている(かつそれが功を奏している)作品だと思いました。

    ただ、ストーリーについては説明不足感が否めないかなと思いました。特に最後の部分がちょっと読んでいて分からなかったです。
    具体的には中盤あたりで、
    "まっとうに生き、まっとうに死ぬ。その後にあるのがこの世界の果て。"
    とあるのに、最後で、
    "いずれ、悠久の時を経た現世が常世と結ばれることを信じて……。どれほどの年月過ぎようと、朽ちることのない肉体と共に。"
    となるのは何故なのでしょう。恐らく作者の頭の中には上記二つを繋ぐロジックが有るんだと思うので、もう少し読者の目線というものを意識すると良いかもしれません。

    余談ですが、作品内での説明が不足していると、読者に「この作品は書きたい場面先行なのかもしれない」という疑念も与えかねません。例えば、冒頭妻が腐乱死体として登場するシーンについて、現代日本の病院で亡くなったのであれば通常遺体は火葬されるはずなのに何故腐乱死体?とか思いました(土葬できる地域もないことはないらしいですが、上野含む都市部では殆ど不可能みたいです)。

    作者からの返信

    貴重なご意見、また最後までお読みいただきありがとうございます。
    イメージというなら古事記では有名なイザナギイザナミ神話をベースに禁断の実に手を出した男のいっときの些細な官能を描きたかったのだと思います。
    この世と果てはいずれつながる、という漠然とした空想はこの古事記に影響されたのかもしれません。
    一曲のMVを鑑賞するような読み物になればいいなと思いつつ書いたのがこの作品でした。

  • 初夏への応援コメント

    梅星 如雨露さま、「エロスの里」へのご参加ありがとうございました。
    友未の好みではありませんが、実に耽美的で美しい幻想譚です。好みでない主な理由は硬質な言葉遣いにありますが、こういう文章も面白いとは思いました。読む者をムラムラさせるような描き方ではないものの、死やグロテスクさと分ち難く結びついた官能的なエロスが冷たく封じられています。ラストの展開と最後の数行に、「冷たく」ではない恋慕の限りない切なさを感じさせて頂きました。

    作者からの返信

    お読みいただき、ご感想をいただきありがとうございます。今後の作品作りの糧になると思います。
    感謝いたします。

  • 初夏への応援コメント

    自主企画に参加していただきありがとうございます。
    妖しくも美しい世界に魅了されてしまいました。
    闇市に迷い込むことができたなら自分は何を買い求めるのだろうと読み終わってからも考えています。

    作者からの返信

    求めるものなら何でも揃う。そんな幻想空間の闇です。
    お読みいただきありがとうございます。