第16話 アナリーさん拝まれる。
ご指名ありがとうございまっす(ふぁさ~
らい・かん・
いい香りとサラサラのたてがみ(ふぁさ~キラキラ
あら。いい香りの擬音って何かしら…。
しかし、流石エルフさんのトリートメントです。
王都の高物とは全然違います。もう二度と買わないんですからね!
しかしこの湖は澄んでいて気持ちがいいですねぇ。
もう、今日は帰らなくてもいい気持ちになってきました。
え?前回「元ん子」でピンチじゃなかったって?
らいかんさんは大丈夫なのかって?
わたしはこの通り水浴び中です。そして気持ちがとっても穏やかです。プッ
あの颯爽と登場した謎の人物はどうしたって?
ああ、あれね。
絶賛アナリーさんを土下座スタイルで拝み中です。プププッ。
◇
実はあの颯爽と登場したのは、エルフのルリちゃん。
男勝りの勝気な子でしてね。お友達なのです。
何時もは双子の妹のルラちゃんって子とセットでとっても愛くるしいの。
今日は、ひとりで水浴びに来たようです。
そこに、魔物(わたし;;)と人間(拝まれているそれ)が居て、この森に侵入した魔物(わたし;;)が裸の人間(元ん子)を襲っていると勘違いしたようです。
一度わたしが逝ってあげたら(今日2度目;;)、ルリちゃんもらいかんさんって気が付いてくれたようで(ルリちゃんお友達;;)、そこから談笑をしてたのですが、どうやら今日の大精霊様のお告げで…。
「大白森猿の何かと縁がある者が村を訪れるので丁重に扱いなさい。さすれば「あれ」が沸くでしょう。沸いたら私も呼びなさいよね!」
と、あったみたいなのです。
はい。このお話を読んでいる、全国1億5千万人の〇こ好きの皆様その通りです。
アナリーさん(拝まれている元ん子)が踏んだ糞は大白森猿のん〇でした。
どう?らいかんさんの壮絶な伏線。今回は見破れたかしら(ふふふ)
それ以来、ずっとルリちゃんが丁重に拝んでいます。
多分丁重に扱うってそうじゃないと思うのですが、エルフですからね。
文化が変わっているので良く分かりません。
◇
そんな感じで、アナリー神を拝んでいるルリちゃんに(飽きてきたので)声を掛けます。
「ルリちゃん。実はわたし達リファイン草を取りに来たの。」
「あそこに生えるやつ?」
「そうそう。それで、今日は双生月の赤の月が欠けて青の月が無い日じゃない。」
「あーそうか。」
「だから、夢見草の処で森さんに聞いたら、エルフの村に行きなさいって言ってくれたので、今からお邪魔したいなと。」
「大白森猿のん〇様も御一緒にですか?」
「もちろん!リファイン草が必要なのはそちらのアナリーさんだもの。」
「謹んでご案内させていただきます大白森猿のん〇様。」
「ぅぅ…。そう私はアナリー聖騎士のアナリー…。ぅぅ…。決して大白森猿の〇こではない…の、アナリーと呼んでほしい…の。」
わぁ…。人ってこんなに顔がへちゃけて泣けるものなのですねと思ったけれど、流石に言うのはかわいそうですね。…えーい仕方がない!
「ルリちゃん。この人はアナリーさんなの。決して大白森猿の〇こ(プッ)ではないの!!それに「あれ」なんでしょ?「あれ」が不味くなるから、ちゃんとアナリーさんと呼びなさい!」
そうなのです。あまりに面白くて忘れていましたが、大精霊ちゃんはアナリーさんをエルフの村で丁重に持て成せば「あれ」が沸くって言ったのですよ!
やっべぇ。
※ ※ ※
今回も飯テロすみませんでした<(_ _*)> 投稿時間…これなら。
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