第25話ドラマの七割はストーリー
雨野月子
「ドラマが面白くなるには七割が本、三割が役者といわれているわ」
これは俳優の津川雅彦さんが言っていた言葉です。ドラマや映画が面白くなるにはストーリーの割合が70パーセントで俳優の演技力などは30パーセントだというのです。
よくあの映画の主演はイケメン俳優の◯◯さんですみたいなことがありますが、ストーリーが面白くないとまったく意味がありません。ストーリーが面白ければ俳優が誰であろうとみいってしまいます。
雨野月子
「海外ドラマなんかそうだよね」
中国ドラマの三国志で曹操役の俳優さんは名前も知らないですが、あのドラマはめちゃめちゃ面白いです。三国志という日本人に人気のあるコンテンツをさらに脚本が面白くしています。
とくに曹操が董卓を暗殺しようとし、それを見つかりそうになり、逃げ出すシーンは知っているのに手に汗を握りました。
一時期アメリカドラマのfringeにはまっていたのですが、これもすごく面白いです。この物語は実は平行異世界が存在し、我々の世界での不可思議な事件はその平行異世界の干渉が原因だというのです。
我が子を事故で亡くしたビショップ博士が平行異世界の息子を連れ去ることが物語の主軸であり、原因となります。
平行異世界が存在するなんて日本のドラマでは決してテーマにしませんよね。
ライトノベル的な設定ですがこれを大まじめにあつかっています。
演じる俳優さんの名前は一人も知りませんが、ストーリーはめちゃめちゃ面白いです。
そうです、ドラマでもっとも重要なのはストーリーなのです。
雨野月子
「でも新作ドラマの発表では演じる俳優さんばかりとりあげられるわよね」
たしかに俳優の◯◯さん目当てでドラマをみる人もいるでしょう。映画の鋼の錬金術師、実写版のほうですが三部作も続いたのは主演の山田涼介さんの力があったかもしれません。
だからと言って脚本を無視してはいけません。脚本を無視したばかりにひどい仕上がりになったドラマや映画は数しれず。
深夜枠のドラマのほうが面白いのはチャレンジ的なものが多いからでしょうね。
あとたとえにとりあげたfringeのビショップ博士の息子ピーターはかなりハンサムなので
必見の価値ありです。
ストーリーが面白く、俳優さんの演技力がたしかなものが良いドラマや映画をつくるために必要だと思います。
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