才能の嫉妬
あー、緊張した。締め切り三日前に手をつけたレポートが何故か最優秀賞に選ばれ、大学の講堂で朗読したのだ。親友が励ましてくれなかったらきっとできなかった。お礼を言いに——あ、いた。
「何で真剣に取り組んでない奴が、最優秀賞に……っ!」
親友は小声でブツブツ言いながら、爪を噛んでいた。
140字小説まとめ6 葵 @anything
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます