真の友情
調香師の親友が個人経営で香水を売るというので、車を飛ばしてやってきた。久しぶりに会う親友は一層素敵になっていて、胸が高鳴った。……恋人を紹介されるまでは。
その後、
「親友待遇で〜す!」
と、親友はゼラニウムの香水をくれた。
家に帰ってすぐに香水をつけたが、何の匂いもしなかった。
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