潜伏

僕は心霊スポットと名高いトンネルの中に立って、叫ぶ。僕の声がトンネル内に反響していった。僕はこの遊びが好きでよく来るが、山の中だから移動が大変だ。

すると、突然笑い声が聞こえた。

……僕、なにも言ってないよな?

 

『今日未明、山中のトンネル内にて逃亡中の殺人犯が逮捕され——』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る